11月のイベント2015年11月03日 22時34分08秒

おかげさまで、10月をいい形で乗り切ることができました。11月には、大きなイベントが2つあります。

ひとつは、14日(土)と15日(日)に青山学院大学〔慶応大学と誤記しましたので修正〕で催される、日本音楽学会の全国大会。私は15日の午後、13:55~16:50のバッハとその周辺に関する研究発表(セッションO)の司会をします。発表されるのは富田庸さん、村田圭代さん、江端伸昭さん、田中伸明さん。非会員でも入れますので、日本音楽学会のホームページで詳細を確認の上、お越しください。

もうひとつは、21日(土)と22日に長崎で行われる、全日本合唱コンクール全国大会の審査。責任重大で、気が重いです。アーッ、と叫んだ方、おられますよね。そうです。21日をダブルブッキングしてしまいました。治らない病気のようです(大汗)。

被害者は「たのくら」。その年一度の主宰コンサートが、30日(月)の18:30から、立川のたましんRISURU小ホールで開かれます。3月までワーグナーをやり、4月からバロック・オペラに入っていますので、ワーグナーとヘンデル、モーツァルトで、オペラ・プログラムを組みました。あらためてご案内しますのでご予定ください。声も顔もいい若手のホープ、近藤圭さん(バリトン)が、山口清子さん(ソプラノ)と共演されます。山口さんとは初対面ですが、今回、シュトラウスの《ダナエの愛》で日本デビューされました。ピアノは久元祐子さんです。

28日(土)は、いずみホールのモーツァルト・シリーズが、いよいよ《魔笛》になります。これも、あらためてご案内しますね。夜の女王でデビューされるスーパー・コロラトゥーラ、大武彩子さんに期待しています。その関係で、朝日横浜校のモーツァルト講座はお休みです。

講座関係。朝日カルチャーセンター新宿校のワーグナー講座(10:00~12:00)は、4日(水)が《ローエングリン》第2幕の比較を、オルトルートに着目して行います。18日(水)から、第3幕に入ります。バッハのリレー演奏講座(13:00~15:00)の方は、4日がカンタータ第106番、18日が管弦楽組曲第3番とG線上のアリアです。

早稲田大学エクステンション・センター中野校の《マタイ受難曲》講座は、5日(木)が最後になります。

ヴォルフ先生のモーツァルト論翻訳、ゲラになりました。12月出版を実現すべく、全力を投入します。