番組作り2017年10月25日 22時25分53秒

月日が経つのが早いというのは、週単位、月単位、年単位で感じるものですね。週単位で早いと感じさせるのは、テレビ番組の循環。年単位は、お正月とか、誕生日とか。私の場合、月単位の早さを痛感するのが、NHK「古楽の楽しみ」の巡りです。月末に、来月の企画を提出してください、という連絡が回るからです。

いまパーセルの特集が進行中ですが、すでに、来年1月の企画を提出したところ。今月は、パーセルの4本を含めて全部で9本の番組を作らなくてはならず、今週の金曜日と来週の月曜日に、来月分を録音します。論文の終わるのを待っていたために、今月、2ヶ月分を消化する必要が生じました。

11月が今年の終わりになりますので、バッハの新録音特集をします。今までわりと気軽に作っていたのですが、それではいけないような気がしてきて、配分を工夫しました。少し凝ろうと思うと、しっかり、時間がかかりますね。

よくしたもので、ぎりぎりの段階で到着する名演奏が、何点か。収録日との相談ですから、運もあります。CDにとっての運というより、私にとっての運です。私は特集制をとっていて、なるべく曲を重複しないようにしていますから、すでに放送した曲にいい新録音が出ると、こうした形で消化しています。バッハに限ってですが・・。

今月のCDは、シャイー指揮、スカラ座フィルの「スカラ座の序曲・前奏曲・間奏曲集」を選びました。有名曲、無名曲を取り混ぜた選曲がよく、イタリア・オペラの醍醐味が感じられます。

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