2018年を迎えて2018年01月04日 00時17分35秒

皆様、明けましておめでとうございます。年賀状はこれから投函するところですが、こちらで先にご挨拶いたします。皆様のご訪問、たいへんにありがたく、今年もどうぞよろしくお願いします。

2018年の目標や仕事の計画を、あらましお伝えさせてください。今年の最大の目標は、提出した博士論文に基づいて(その成否はともかくとして)、《ヨハネ受難曲》に関する著作を出版することです。同時に、旧著『マタイ受難曲』の改訂版を準備します。ヨハネ研究を通じて得た知見を、マタイにも及ぼしたい、という思いからです。詳細については、進展をお待ちください。

《ヨハネ受難曲》に関する連続講座は、早稲田エクステンションセンター中野校で、春秋の通年でやることにしました。朝日カルチャーの横浜校では、モーツァルト講座を続けます。新宿校では、バッハのカンタータを系統立ててやろうかと考えているところです。今年のライプツィヒ・バッハ祭もカンタータがテーマですが、藝関連のシンポジウムと重ならないことがわかりましたので、朝日旅行社のツアーに参加することにしました。

合唱コンクールの審査は今年も入っており、全国大会も含まれています。積んできた経験をなんとか生かせれば、という気持ちです。

いずみホールの2018年度には、好きな方には驚いていただけるような勝負企画を準備しました。発表が楽しみです!

コメント

_ (未記入) ― 2018年01月05日 17時46分32秒

旧著『マタイ受難曲』の改訂については、背景まで多面的に掘り下げた楽曲解析の一層の推究のご成果を深く期待いたします。
同書は申すまでもなく、CD,DVDの「決定盤」紹介の本でないことは承知致しておりますが、増刷以後も相当増えた新録音に加えて、教会・コンサート会場に於ける単なる演奏収録のDVDだけでなく、とりわけ、ピーター・セラーズ「演出」によるラトル/ベルリンフィルや、古いですがジョン・ノイマイヤーのハンブルクバレエ版のDVDなどについても、忌憚のないご意見をお聞かせいただければ幸いと思っております。

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