重圧の長崎(1)2015年11月24日 12時24分41秒

長崎から戻ってきました。大きな重荷を下ろした気分です。

先週体調が下降したのは、仕事が重なって休養を取れなかったことが原因ですが、長崎のイベントを控えているという心理的圧迫感にも一因があったことは否定できません。今年一番の重圧でした。恥をかくつもりで気楽にやれば、とささやく心の声もあるのですが、今までそういうやり方で仕事をしてきませんでしたし、それで結果がよくなるとは、もちろん思えません。

朝日カルチャー・レクチャーコンサート(木曜日夜)の「出演者の一時的体調不良」による延期を、私の体調不良と思った方がおられるようですが、それは違います(それならそう書きます)。しかし、この延期がありがたかったことは確かで、まずまずのコンディションで長崎入りすることができました。

21日(土)が、全日本合唱コンクール全国大会(大学職場一般部門)の、第一日。起きてみると体温がちょうど37度あり、上がりそうな気配です。思い出したのははるか昔の、大学受験。二次試験日が、38度5分の発熱だったのです。しかしそのときは、余分な力が抜けて、かえってうまくいきました。今回もそうなればいいのですが、集中力に欠けたりしたらたいへんです。

大きなマスクをかけて会場のブリックホールへ。といっても、咳やくしゃみはまったく出ない風邪です。臨席に佐々木典子さんがおられ、ダナエすばらしかったですね、二期会もたいしたものだなあ、などという話で、少しリラックス。しかし翌最終日の講評に指名され、思わず「えっ」と大声を出してしまいました。ベテラン指揮者の先生がなさると思っていたからです。最終日は終了後『ハーモニー』という機関誌の対談も入っていて、すべての演奏に感想を述べなくてはなりません。

このようにして堀は埋まり、コンクールが始まりました。

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