メリケン波止場 ― 2016年08月26日 21時21分38秒
関西で好きなスポットというと、神戸のメリケン波止場。今の呼び方は、「メリケンパーク」です。モダンな明るさを楽しみながらも、その昔の異国情緒を偲ぶ楽しみは格別です。
いつもは公園の奥まで行って海を眺めるのですが、この日(25日)は改装中で、狭い展望に。しかし散歩しているうちに、目の前に立つ大きな塔が、登れるように思えてきました。近づいてみると、「神戸ポートタワー」という観光施設なのですね。
さっそくエレベーターで上ってみると、淡路島の浮かぶ海の展望が広々と開け、北には六甲山。海もいいが雲もいい、と写真を撮ったら、雲の上が切れてしまいました(笑)。
朝目覚めたのは、下関。24日、いずみホールの年間企画「シューベルト~こころの奥へ」の記者会見を行い、25日のプレイベントまで時間があったので、西の方に足を伸ばしてみたのです。下関に行ったのも、新幹線の中で決めたことでした。朝は山口に行ってみようと思ったのですが、雨が強かったので断念。神戸歩きに切り替えました。こちらはよく晴れて、猛暑のさなかでした。私、山登りをやっていたので、炎天下を歩くのは苦にならないのです(もう危ないかな)。
ホールのプレイベントは、鈴木優人さんの弾くフォルテピアノ(ホール所有のナネッテ・シュトライヒャー・オリジナル)を中心に、お仲間たちとかつてのシューベルティアーデを再現する趣向のもの。堀朋平君の透徹した解説が加わり、お客様も十分楽しんでくださったようです。今年は豪華な出演者を揃えていますので、シューベルト企画、どうぞお出かけください。10月9日(日)、ロータス・カルテットが皮切りです。
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