つながり(マッサージ篇) ― 2016年10月15日 23時02分38秒
今年最大の仕事の集中、厳しいですが、月曜日まで頑張れば一息つけます。なんとか切り抜けられそうなのは、皆様に支えていただいている充実感と、思うに、マッサージのおかげです。
かつて、大岡山の「あんのん指圧鍼灸」というお店に伺っていました。ご夫婦とも正式資格をお持ちのグレードの高いお店で、私の記事を見た方がいらっしゃると、それはそれは喜んでくださいました。
にもかかわらず過去形で書くことになってしまい、申し訳ない気持ちで一杯です(皆さまよろしく)。ある日、ヘトヘトに疲れて、新宿を歩いていました。何かの終了後です。すると道筋に整体のお店があり、吸い込まれるように入ってしまったのです。大手のチェーン店です。
ここは何回かでワン・クールをこなすシステムなので、通うことになりました。どの仕事場からも近く便利で、内容も悪くありませんので、ついつい、ここに居着いてしまいました。
そのうち、上手な先生にいつもお願いできるようになりました。H先生、としておきましょう。ある時私が音楽関係だという話をすると、自分の父がクラシック音楽の愛好家で、バッハが大好きです、とおっしゃるではないですか。では私の名前を知っているかもしれないので、聞いてみてください、と申し上げました。
すると次回、私の読者でいらっしゃることが判明。そこで、一番好きな曲は何か聞いてみてください、と申し上げました。
《マタイ受難曲》が一番好き、という、できすぎのようなお答えでした。もちろん嬉しいですから、私の本を差し上げることにしました。丁寧なお礼状をいただきました。
指名競争になる先生ですので、時間が取れないとき、あるいは曜日を変えたい時に、どうしたらいいですか、と伺いました。そこで推薦していただいたのが、M先生です。この方も、すばらしい先生です。
そのM先生に治療していただいている時のこと。先生が、私の父がクラシック音楽好きで、家の本棚に私の本があった、とおっしゃるではないですか。線を引いて読み込んであり、先生の若い頃の写真がついていた、とこれは余分なお話。H先生のお父さんのことは、ご存じなかったようです。
そこで、どの曲が一番好きですか、という同じ質問をしました。次回の返答は、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番、とのこと。今カルチャーでやっている曲ではありませんか!
この偶然には、本当に驚きましたね。若い方の多く来るどちらかというとスポーツ・美容系のお店で、いつしかお世話になる流れとなった二人の先生のお父様が、いずれもバッハ好き、私の読者であられるとは。しみじみご縁だと思うと、血の循環もよくなってきました。がんばります(笑)。
かつて、大岡山の「あんのん指圧鍼灸」というお店に伺っていました。ご夫婦とも正式資格をお持ちのグレードの高いお店で、私の記事を見た方がいらっしゃると、それはそれは喜んでくださいました。
にもかかわらず過去形で書くことになってしまい、申し訳ない気持ちで一杯です(皆さまよろしく)。ある日、ヘトヘトに疲れて、新宿を歩いていました。何かの終了後です。すると道筋に整体のお店があり、吸い込まれるように入ってしまったのです。大手のチェーン店です。
ここは何回かでワン・クールをこなすシステムなので、通うことになりました。どの仕事場からも近く便利で、内容も悪くありませんので、ついつい、ここに居着いてしまいました。
そのうち、上手な先生にいつもお願いできるようになりました。H先生、としておきましょう。ある時私が音楽関係だという話をすると、自分の父がクラシック音楽の愛好家で、バッハが大好きです、とおっしゃるではないですか。では私の名前を知っているかもしれないので、聞いてみてください、と申し上げました。
すると次回、私の読者でいらっしゃることが判明。そこで、一番好きな曲は何か聞いてみてください、と申し上げました。
《マタイ受難曲》が一番好き、という、できすぎのようなお答えでした。もちろん嬉しいですから、私の本を差し上げることにしました。丁寧なお礼状をいただきました。
指名競争になる先生ですので、時間が取れないとき、あるいは曜日を変えたい時に、どうしたらいいですか、と伺いました。そこで推薦していただいたのが、M先生です。この方も、すばらしい先生です。
そのM先生に治療していただいている時のこと。先生が、私の父がクラシック音楽好きで、家の本棚に私の本があった、とおっしゃるではないですか。線を引いて読み込んであり、先生の若い頃の写真がついていた、とこれは余分なお話。H先生のお父さんのことは、ご存じなかったようです。
そこで、どの曲が一番好きですか、という同じ質問をしました。次回の返答は、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番、とのこと。今カルチャーでやっている曲ではありませんか!
この偶然には、本当に驚きましたね。若い方の多く来るどちらかというとスポーツ・美容系のお店で、いつしかお世話になる流れとなった二人の先生のお父様が、いずれもバッハ好き、私の読者であられるとは。しみじみご縁だと思うと、血の循環もよくなってきました。がんばります(笑)。
コメント
_ 久美 ― 2016年10月16日 09時41分00秒
_ 福生人 ― 2016年10月17日 07時06分12秒
こんにちは。私も久美さん同様周りには誰もいません。建築土木業界に属する職業柄、時には現場職人と接する世界には少ないかもしれません。
高校時代の熱狂的なクラシックファンの先輩が郷里にいらしてたまに帰省の際お邪魔することがありその時に存分に話したりしています。前回帰省のしたときには、クレンペラーと若き日のバレンボイムで57歳の年齢差を感じさせないベートーベンピアノ協奏曲のガチの競演を絶賛しておりました。
私は最近ガーディナーのロ短調ミサの録音にだいぶ慣れてきたところです。
高校時代の熱狂的なクラシックファンの先輩が郷里にいらしてたまに帰省の際お邪魔することがありその時に存分に話したりしています。前回帰省のしたときには、クレンペラーと若き日のバレンボイムで57歳の年齢差を感じさせないベートーベンピアノ協奏曲のガチの競演を絶賛しておりました。
私は最近ガーディナーのロ短調ミサの録音にだいぶ慣れてきたところです。
_ I招聘教授 ― 2016年10月18日 08時03分52秒
そうですか。それはお二方、残念ですね。同時に、私の場合がいかにレアケースかということですよね。久美さんの職場は、こちらでは私の音楽活動の場の一つでもあるのですが・・。いずれにしても、「どの曲が一番好き?」というのが、いつの時代も変わらぬ人気話題です。
_ 久美 ― 2016年10月18日 14時30分33秒
あ、先生のおかげで思い出しました。カトリック教会の神父さまがいらっしゃいました。サウヴェレジーナとかのCDを持っていらっしゃいましたし、教会でバロック音楽のことを話していらっしゃいました。ドイツの方です。気軽に話しかけられません。ドイツ人だからじゃありません。日本語がおかしな方向に上手すぎて、ダジャレやおやじギャグでしか返ってきません。それを覚悟で、今度お会いしたら音楽のこと聞いてみようかな(笑)
_ I招聘教授 ― 2016年10月18日 23時55分06秒
R市のカトリック教会に通っておられるのですか?
_ 久美 ― 2016年10月19日 09時43分47秒
いえ、ときどき教会やお寺に業務で伺うことがあるのです。
先生、久美の職場はぜんぜん音楽活動の雰囲気はありません。BGMの生演奏もありません。でもロビーにこっそり、バッハを流しています。同僚は、誰も気づきません(笑)
先生、久美の職場はぜんぜん音楽活動の雰囲気はありません。BGMの生演奏もありません。でもロビーにこっそり、バッハを流しています。同僚は、誰も気づきません(笑)
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わたしは、クラシック好きな人もバッハ好きな人も周りにはひとりも発見できません。わたしにオーラがないためだと思いますが、「どの曲が一番好き?」とか誰かと話したいものです。すこしあたりを見まわしてみます。