3月のイベント2017年02月26日 20時35分55秒

2月の短さへの実感は、終わりに近づくにつれ加速度的に増していきますね。そこで、少し早めに、来月のご案内です。

原則第1・第3水曜日としている朝日カルチャーセンター新宿校の講座、今月は1日(第1)と29日(第5)になります。10:00からの「オペラ史初めから」は、モンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》のパート2、パート3。4種類の映像を交えてお届けします。バッハの「最新録音」講座は、1日が《フーガの技法》、29日がパルティータ第6番ホ短調です。

朝日カルチャーは立川講座(駅ビルルミネ)が定番化しそうです。11日(土)10:30~12:30は《ゴルトベルク変奏曲》をやりますので、近隣の方はどうぞ。これは「聴き比べによる名曲探訪」と謳っていますが、以後、私の「名曲談義」という形で続けていこうかと思っています。

12日(日)は、立川市錦学習館で、「楽しいクラシックの会」例会(10:00~12:00、《カルメン》その2)。午後(14:00から)は、年に一度の「錦まつりコンサート」です。今年は「メゾソプラノってすばらしい!Part2~なつかしい世界の歌、日本の歌」として、名花、井坂惠さんにご登場いただきます。ピアノは久元祐子さん、14:30から、入場無料です。登場する作曲家だけ挙げておきます。ショパン、モーツァルト、リスト、シュトラウス、ヴォルフ、シューベルト、山田耕筰、中田喜直、高田三郎、團伊玖磨。お待ちしています。

17日(金)はいずみホール・シューベルト・シリーズの最終回。アンドラーシュ・シフが、ピアノ・ソナタ第20番イ長調、第21番変ロ長調を演奏します。作品といい演奏者といい、自信をもってお薦めできるものと考えています。

いずみホールには続いて、スイスのオルガニスト、ジャン=クロード・ツェーンダーさんが登場され、19日(日)にマスター・クラス、20日(月)にバッハ・オルガン作品全曲演奏会vol.10を開催されます。

コンサートは16:00からで、「罪の深淵・救いの慰め」と題し、ホ短調曲を中心としたプログラムになっています。出演者のグレードが知名度にかかわらず高い、という印象を与えてきたこのシリーズかと思いますが、今回は、演奏者としても研究者としても世界の尊敬を集めている巨匠です。すばらしい笑顔をお持ちの先生に、しっかりインタビューしたいと思います。

これと重なるように、国際音楽学会(IMS)の世界大会が、東京藝大で開催されます。詳細はこちらをご覧下さい。http://ims2017-tokyo.org/jpn_front/ 盛りだくさんの内容で、じつに大勢の方が来日されます。準備の方々、お疲れさまです。

25日(土)は、朝日カルチャーセンター横浜校のモーツァルト講座。ピアノ協奏曲の勉強が私にもたいへんためになっていますが、いよいよ、第20番ニ短調となります。そもそもモーツァルトにとって短調とは、というところから始めるつもりです。

「古楽の楽しみ」はバッハのカンタータです。あらためてご案内申し上げます。

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