名店との別れ2017年07月13日 23時13分45秒

新宿歌舞伎町、良心的でおいしく、雰囲気のいいお店として皆様にもお薦めしていたハート・ダイニングバー&Kが、店じまいとなりました。昨12日、ご紹介してからよく訪れていらした方々と、名残を惜しみに行ってきました。

ジンクスとはいえ(汗)、とても残念です。何しろ「飲み放題」のメニューでも、本当においしいワインが出てきたのですから。ただ場所は残り、イタリアンとは訣別して、1階のまぐろのお店とタイアップしながら、新しい道を模索されるようです。第3のお店がなくなってしまったので、不肖私、第1、第2のお店(恵比寿と国分寺)を、精一杯支えたいと思います。

いま、飲食店などから出る残飯が、社会問題になっているそうですね。よくわかります。私は戦後の食料のない時期の生まれなので、極力残さずに、全部食べようとします。

でも、そうしたくてもできないのが、ドイツのレストランです。とにかく量が多く、一品でも、半分でちょうどいいぐらい。グループ旅行の昼食でも、ほとんどの方が食べきれず、残してしまいます。自分の身体に訊けば、そうならざるを得ません。

でもレストラン側は、全部食べて欲しい、と思っているわけですよね。日本人が食べ残すのを、いい気持ちでは、片付けていないと思います。食べられないから2人で1品注文、というのは基本的にルール違反なので、結局、残すほかなくなります。

しかしそんなドイツでも残飯が問題になっているそうで、罰金を科そうという意見も出ているというニュースには、びっくりしました。ちなみにこの事情は、アジア料理でも同じです。ライプツィヒでカレーに挑戦しましたが、やっと半分しか食べられませんでした。

気持ちのよい旅行のコツは、「郷に入りては郷に従え」を、極力実践することです。そこに限界の生じてしまう「食事の量」は、とても頭の痛い問題です。

コメント

_ イチロー ― 2017年07月15日 21時13分56秒

今週の「古楽の楽しみ」もフルにエンジョイしました。アルプスを南に飛び越え、中世から18世紀まで飛翔する、時空を自在に駆ける愉楽を気持ちよく味わいました。でも5日ではいかにも短すぎます。こんどまた舞曲特集の続きをお願いします。外国での料理の量の問題は身につまされます。私は家内と旅行するときは前菜を4品注文してシェアすることにしています。たいがいのレストランでは気持ち良く受け容れて呉れ、取り皿を出して呉れるように感じていますが、やはりルール上、まずいでしょうか?

_ I招聘教授 ― 2017年07月18日 23時32分12秒

イチローさん、いつもありがとうございます。前菜4品は絶妙の注文で、その手があるか、と思いました。それは、伝わっていると思います。

_ 優@1&6&14&22 ― 2017年07月19日 23時17分50秒

私たちは、ヨーロッパではカジュアルなレストランに行くことがほとんどで、そのようなところでは前菜はナシでメインのみ2人分頼み、シェアするので取り皿をほしいと言えば快く持ってきてくれました。特にフランスの田舎ではボリュームは半端ではなく、前菜から頼むととても食べきれません。

_ I招聘教授 ― 2017年07月20日 00時35分11秒

優さん、「メインのみ2人分」は、2人で行った場合ですよね。それならドイツでも問題ありません。ドイツは基本、一品ですから。

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