レーナちゃんご紹介2017年08月09日 22時48分59秒

愛犬陸ちゃんが亡くなったのは、私がドイツに行って3日目のことでした。帰宅したときには埋葬も済んで、あるのは写真だけ。急に、家の中が寂しくなりました。

ふと連想したのは、バッハが領主のお供でカールスバートへ行き、戻ってみたら奥さんのマリーア・バーバラが亡くなって、埋葬も済んでいた、という話。もちろんバッハには知らせが届いていなかったわけで、深刻度はとても比べられませんが、ちょっと、心をよぎりました。

国立に住んで40年。いつも犬がいました。当然、「次」への関心が芽生えてきます。しかし陸ちゃんの最終段階がたいへんだったものですから、妻が反対。飼い主が病気になったらどうするのかと言われてみると、その危険は大いにあります。

しかし、そう言っている当人が一番「次」を欲しがっているのは、言葉の端はしからわかりました。お店にも見に行っているようです。

ほどなく届けられたのが、動画と名刺。動画には白いマルチーズがすばしこく飛び跳ねている映像が映っています。名刺を見ると生年月日があり、2017年3月21日とありました。

そう、バッハの誕生日に生まれた犬です。これはうちに来るべく生まれたんじゃないの、という話になり、たちまち、当家の一員に。今回ばかりは私のネーミングで、「レーナちゃん」とさせてもらいました。はい、メスです。謹んでご紹介申し上げます。


眠そうなのもひとつ。


どうぞよろしくお願いします<(_ _)>。

コメント

_ 久美 ― 2017年08月10日 21時18分15秒

礒山先生のお宅で愛されることになったしあわせなレーナちゃん。かわいいですね。うらやましい。温かくて柔らかいせつなさですね。

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