緊張の極 ― 2015年01月31日 11時02分35秒
きりがないほどあった霞ヶ関関係の仕事が一区切りになった、翌日。イベントに出席すれば済むはずの金曜日が、緊張の一日になりました。なぜなら、椿山荘で開催される毎日芸術賞の授賞式で、「乾杯の音頭」を頼まれてしまったからです。
そんなに緊張しますか、ですって?乾杯の音頭に必要なのは、何より年齢であり、貫禄であり、知名度です。私はもちろん若くはないですが、小田島雄志さんとか、高階秀爾さんとか超のつく重鎮の揃っている選考委員の中では最年少。末席を汚す新参者なのです。
しかるに授賞式は壮大をきわめ、赤い薔薇をつけた受賞者の方々(飯守泰次郎、鍵和田秞子、隠崎隆一、船本芳雲、松浦寿輝、上村聡史〔千田是也賞〕の皆さん、柳家小三治さんは欠席)、ピンクの薔薇をつけた来賓の方々(元議長、元大臣を含む)、白の薔薇をつけた毎日新聞社幹部の方々、大勢の立派なお客様たちが勢揃い。ちなみに選考委員は、黄色の薔薇です。
言葉を無駄にしないようにと原稿の用意はしておきましたが、こうした環境でパーティーの出番を待つのはプレッシャーそのもの。外国の学会に匹敵すると思いつつ、待ちました。開会後1時間50分ぐらいしてからでしょうか、出番がやってきました。
貫禄負けしている者がこそこそやっては恥の上塗りですので、ともあれ堂々やろうと、割り切りました。もう歓談が始まっている中での乾杯でしたが、皆さん水を打ったように聞いてくださったのは、なによりの幸い。終わった後もいろいろな方から声をかけていただき、肩の荷が下りました。「緊張していたんですか?」「緊張することなんてあるんですか?」と、複数の知人。実情は、上記のようなことでした。
というわけで、今朝は久しぶりに、気分爽快です。立派な受賞者に恵まれ、いい会になりました。
そんなに緊張しますか、ですって?乾杯の音頭に必要なのは、何より年齢であり、貫禄であり、知名度です。私はもちろん若くはないですが、小田島雄志さんとか、高階秀爾さんとか超のつく重鎮の揃っている選考委員の中では最年少。末席を汚す新参者なのです。
しかるに授賞式は壮大をきわめ、赤い薔薇をつけた受賞者の方々(飯守泰次郎、鍵和田秞子、隠崎隆一、船本芳雲、松浦寿輝、上村聡史〔千田是也賞〕の皆さん、柳家小三治さんは欠席)、ピンクの薔薇をつけた来賓の方々(元議長、元大臣を含む)、白の薔薇をつけた毎日新聞社幹部の方々、大勢の立派なお客様たちが勢揃い。ちなみに選考委員は、黄色の薔薇です。
言葉を無駄にしないようにと原稿の用意はしておきましたが、こうした環境でパーティーの出番を待つのはプレッシャーそのもの。外国の学会に匹敵すると思いつつ、待ちました。開会後1時間50分ぐらいしてからでしょうか、出番がやってきました。
貫禄負けしている者がこそこそやっては恥の上塗りですので、ともあれ堂々やろうと、割り切りました。もう歓談が始まっている中での乾杯でしたが、皆さん水を打ったように聞いてくださったのは、なによりの幸い。終わった後もいろいろな方から声をかけていただき、肩の荷が下りました。「緊張していたんですか?」「緊張することなんてあるんですか?」と、複数の知人。実情は、上記のようなことでした。
というわけで、今朝は久しぶりに、気分爽快です。立派な受賞者に恵まれ、いい会になりました。
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