お疲れ?2016年09月18日 07時57分26秒

職場を離れてから行くことのまれになった立川へ、久しぶりに。改札を少し出たところで、お世話になったかつての同僚と鉢合わせしました。

その方が開口一番おっしゃるには、「お疲れのようですね」と。こう言われることがよくありますので、疲れていないのに言われた時には、「人生に疲れまして」と返事します。「お年を召しましたね」と同義だと考えるからです。

この日もそう申し上げたのですが、その方は急に真顔になり、「お元気でお過ごしだと思っていたのに、どうされたのですか」とおっしゃるではありませんか。これには私も驚き、あれこれ引っ張ってから、「冗談です」と言って落着。どうやら、冗談で済んだものが冗談では済まなくなってきたようです(笑)。

そんな状況ですので少し時間に余裕をもちたいな、と思っていたところへ、ある大学から、後期に急遽一コマ持ってくれ、との要請が。そこで金曜日の午前中に出講することにしました。でもその分、何かを整理しないといけませんね。残り時間に照らして、むずかしいところです。

と書いて気づいたのは、何より部屋を整理するのが先、ということ。昔から散らかし人間なのですが、片付けるのが面倒になっているのが、人生の疲れの余波のようです。

コメント

_ 久美 ― 2016年09月18日 08時50分34秒

部屋は散らかしたまんまでいいと思います。それに先生のなさりたい仕事は全部引き受けていただきたいと思います。とってもお疲れになったら休んだらいいと思います。
非悠々自適な先生のほうがおもしろいですよ。

_ I招聘教授 ― 2016年09月19日 00時10分58秒

久美さん、いつもありがとう。やりたい仕事はもちろん極力引き受けたいと思いますが、そこにある濃淡をどう処理するかが、問題なのですよ。

_ 優@1&6&7&14&18 ― 2016年09月19日 21時47分46秒

最近どこかで読みましたが、部屋が散らかってる方がアイデアがひらめくそうです。

_ I招聘教授 ― 2016年09月22日 10時38分27秒

なるほど。ですが、散らかしていると、処理するべき書類やその日必要なチケット、持参すべき本やCDが所在不明になっているわけですから、その探索に多くの時間を費やします。やはり、片付け続けるべきではないかと思います。おとといは、いまやっている《さまよえるオランダ人》のバイロイト演出に関する大きな新聞記事を偶然発見し(切り抜いていたのです)、昨日の講座で利用しました。片付けると発見もありますよ。

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