朝カル新宿校、改装成る!無伴奏聴き比べ2016年10月06日 22時38分45秒

新宿住友ビルの4F、7Fに住んでいた朝日カルチャーセンター新宿校が、10F(と一部11F)に移転しました。じつは移転前最後のイベントの仕切りが私だったのですが、その報告は追ってすることにし、先に移転後のお話しを。

新しい教室、事務室は当然気持ちがいいのですが、特筆すべきは、音楽教室の再生音が良くなったことです。ようやく、本格的な演奏比較ができるようになりました。そのことを知らずにですが、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番の聴き比べを、5日の水曜日に行いました。

コンクール方式でやろう、と思い立ったのは、私のいたずら心。第1番の演奏6種類を順不同で(すなわちブラインドで)かけ、採点を順位で出してもらい、それを集計することにしました。聴くのは冒頭のアダージョと、フーガの初め少し。4つの着眼点を提示して、それぞれの点を合計してもらいます。順位は、印象によって変更していいことにしました。

もちろん、慣れない受講生に予告もなく行って乱暴でしたが、合唱コンクールにおける私の苦しみを経験してほしい、という気持ちがありました(笑)。持参した候補は、21世紀の録音6つ。次の通りです。録音順に記します。

・ギドン・クレーメル(モダン、ラトヴィア)2002年
・ジェームズ・ホロウェイ(バロック、イギリス)2004年
・イザベル・ファウスト(モダン、ドイツ)2009年
・アマンディーヌ・ベイエ(バロック、フランス)2010年
・クリスティーネ・ブッシュ(バロック、ドイツ)2011年
・五嶋みどり(モダン、日本)2013年

さあ、どうなったでしょうか。皆さんも考えてみてください。結果は、次回に。

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