6月のイベント2017年05月31日 00時40分44秒

今月のイベントは上旬に偏っているのに、今頃のご案内になってしまいました。対象は3つだけです。

2日(金)19:00から、立川RISURU小ホールで、「楽しいクラシックの会」のコンサートを行います。「ひろ~い広い歌の世界」と題し、どんな歌にも言葉の命をこめて歌われる朋友、田中純さん(バリトン)の広いレパートリーを聴いていただきます。第1部 バッハ、第2部 モーツァルト、第3部「ドイツのリートとオペラ」、第4部「日本歌曲と歌謡曲」。ピアノは久元祐子さんで、モーツァルトのハ長調K.330のソナタなと、ソロも2曲用意しています。字幕つき、当日券2500円です。

水曜日の奇数週は朝日カルチャーセンター新宿校の講座ですが、7月から9月まで、午後のバッハ講座を休みます。論文の終わった秋から、新装開店するつもりです。午前中の「オペラ史初めから」は継続します。5月31日に導入したリュリの「名場面集」を、7日の10:00から行います。準備しながら、リュリのすばらしさを痛感しています。

10日(土)の13:00から、デザイン・クリエイティブセンター神戸303号室で、私が会長をしている藝術学関連学会連合の第12回公開シンポジウムを開催します。「21世紀、いま新たに装飾について考える」というテーマで、諸学会持ち寄りの研究発表とディスカッションが行われます。詳細はこちらから。http://geiren.org/

装飾は音楽における根本的な要素ですので、私も久元祐子さんのお力をお借りして、西洋音楽における装飾のプレゼンテーションをします。東洋音楽学会も、遠藤徹会長が、小日向英俊さんのシタール演奏を解説します。藝関連ならではの企画だと思いますので、ぜひお出かけください。入場無料です。

11日(日)から、例年のごとくドイツのバッハフェスト・ライプツィヒに出かけます。学会があるため、1日遅れの参加となります。急にアクセスが増加したりしないように、堅実かつ地味な旅行にしたいと思っております。