体調良し2014年10月03日 22時47分46秒

新国立劇場の《パルジファル》、すばらしい公演でした。万全を期して、新聞批評を書きたいと思います。

このところ体調がやや悪く、足をひきずるような感じになっていました。ところが、今朝はからりとした好天のせいか、《パルジファル》の御利益か、目に見えて体調良し。NHKのスタジオに入っても、はっきり好調を自覚していました。

結果として、6年間で多分初めてだと思いますが、2本、ノーミスで取り終えたのです。ディレクターの詳細なチェックで1箇所や2箇所はかならず取り直しが出るのですが、今日はそれがなし。ガッツポーズでした。今月のテーマは「バッハと楽器」。またご案内します。

これまで、番組を彩る「アシスタントの女性たち」に、ときおり言及していました。ところがこの方々、アシスタントではなく、番組を取り仕切るディレクターであったのです。たいへん失礼しました(汗)。細部まで、よくフォローしていただいています。

朝日カルチャーの受講生で朝聴いてくださっている方がおられ、曰く、「最後に『さようなら』とおっしゃるのが好きです」と。えっと思って調べてみると、「さようなら」というのは私だけなんですね(汗)。まったく問題を感じていませんでしたが、皆さん、避けておられるのでしょうか。アドバイスのおありの方、コメントをお願いします。

コメント

_ 新潟T.H ― 2014年10月04日 05時59分11秒

朝ドラ「花子とアン」では「ごきげんよう さようなら」が話題になっていましたが、それいぜんから毎回磯山先生は「さようなら」でお話を終えておられました。明るくさわやかな「さようなら」だと聴いております。童謡の「仲良し小道」を思い出しながら次の回を心待ちにしていました。

_ 優@1&4&6&7&14&25 ― 2014年10月04日 16時36分02秒

礒山先生、ご無沙汰しております。
新国立劇場の『パルジファル』、私もその日に参りました。
素晴らしい公演に感動したと同時に、『パルジファル』という作品の中に、本来の持つキリスト教的な要素だけでなく、仏教的な思想が流れているという解釈と、それに基づいた演出が興味深かったです。
先生の新聞批評を是非拝読したいのですが、どちらの新聞でしょうか。

「さようなら」という言葉ですが、考えてみれば私も含めて、最近使われることが少なくなっているように思います。
たとえば職場では「失礼します」や「お疲れ様でした」が一般的ですし、友人知人同士では「では、また」と言う表現がよく使われますし、私も大学で学生に「ではまた来週」と言ってます。なぜなのか、私が思うに「さようなら」という言葉にどこか「永遠の別れ」のような重いニュアンスがあると感じるからではないでしょうか。本来はそういう意味だけではないはずなのに、いつのまにかそうなってしまったように思います。英語のSee you later.のような軽い意味もあるのですけど。

_ I招聘教授 ― 2014年10月05日 02時25分07秒

新潟THさん、優さん、ありがとうございます。《パルジファル》批評、まだ下書きした段階で、明日仕上げます。800字にどう集約できるかが問題です。クプファーの作品観には本当に共感しますが、要するに、「真の宗教性」ということですよね。ワーグナーがそれを追究していた人であったことを、知って欲しいと思います。

_ I招聘教授 ― 2014年10月05日 02時28分04秒

あ、新聞は毎日新聞です。

_ べんだー ― 2014年10月06日 00時47分54秒

礒山先生
お世話になります、ICUの田中です。センスのないハンドルネームですがお許しください^^;;
パルジファル、私は14日の公演に行く予定です。席も大変な売れ行きで、アカデミックプランで発売されるか心配していたのですが、平日公演のうち先生の行かれた2日と、14日は席に余りがあり、何とか発売されましたので、念願かなっていくことが出来ます。大変良い公演ということで、いまから大変楽しみです。

また近々お会いすることが出来、嬉しく思います。その折も是非よろしくお願いします。

_ I招聘教授 ― 2014年10月06日 23時13分00秒

なるほど、「べんだー」ね。センスはわかりませんが、理屈は通ります(笑)。ワーグナーも勉強しておいてくださいね。

_ 優@1&4&6&7&14&25 ― 2014年10月18日 23時43分09秒

わがタイガースが見事Gを4タテ。
日本シリーズ出場の切符を手にしました。
これ以上の喜びはありません。
チームは一度死んだ、あるいは瀕死の状態になりました。
監督問題で得意のゴタゴタもありました。
ところがCSで見事にresurrexit したのです。

これも《パルジファル》 のご利益でしょうか。

_ taisei ― 2014年10月19日 22時35分31秒

一昨日の金曜日はいずみホールでの「ファイル・サイ(ピアノ)&須川展也(サクソファオン)コンサート」モーツァルトのピアノソナタ14番と11番。フランクのヴァイオリンソナタ(サックス版)ミヨー「スカラムーシュ」そしてファジルサイ「組曲~アルト・サクソフォンとピアノのための」(世界初演)。サイのピアノ。決して、正統派ではないかもしれないけど、「音楽」とは楽しむものだと改めて感じた、「ワクワク」感がたっぷり。音も粒立ちがよくはっきりしたくまどりで解りやすい。須川さんのサックスも達人の技。軽やかで芯があって。また、サイとサックスのp組み合わせが絶妙!最後の曲などトルコのエキゾチックさとサックスの音色が見事にマッチ。(ときどき中近東の蛇つかいのあの音が感じられたりもして(笑)
 そう!サイのコンサートに私の行っているスポーツジムで挨拶程度する顔見知りの会員さんが来てて向こうから声掛けてくれた。びっくりするやら嬉しいやら。
 コンサート中もCSの途中経過が気になってましたが(コンサート開始時に負けてましたから)終了時には逆転勝ち!
そのまま昨日見事4連勝で日本シリーズへ!
 今日は、午前中にマラソンの練習して、午後からは、またまた、たまたま誘ってくれた人がいたので東梅田教会!での讃美歌とオルガンとバッハのマニフィカトの演奏会に。芸術とスポーツの秋満喫!

_ Tenor1966 ― 2014年10月21日 06時24分52秒

先生、番組のご案内はお忘れなのでしょうか?(@_@;)

_ I招聘教授 ― 2014年10月21日 14時14分47秒

わー、ごめんなさい。ご指摘ありがとうございました。

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