「かがやき」に乗る2015年04月27日 23時29分39秒

すざかバッハの会に行くために、初めて、北陸新幹線に乗りました。「かがやき」に乗って、長野まで。大宮から乗ると、なんと、次の駅が長野。軽井沢に泊まらないのにはびっくりしました。だって、長野新幹線はいつも軽井沢でガラガラになる、と思っていましたので。

長野の次は、富山なのですね。その次が金沢。なるほど、新幹線です。長野駅にも駅ビルが完成し、垢抜けたお店が並んでいました。一軒、思わず鼻息の荒くなるお店を発見。私の好きなグルメのひとつ、ソースカツ丼の、なんとなんと、専門店(!)なのです。躊躇なく足が向かいましたが、日曜日のお昼でもあり、お店は鈴なり。あきらめました。代わりに名店岩井屋でうな重を食べましたが、これもそれなりに、鼻息を荒くしてくれました。

何人もの方に言われたのは、乗り越さなくて良かった、ということ(注:長野が終点ではなくなった)。あのね。私、確かに乗り遅れること、乗り間違えることはあるが、乗り過ごすということは、意外にないのですよ。それは私ではく、まさお君とか、世の多くの方が、なさっていることです。ずいぶん新大阪で下車しましたが、新神戸まで行ってしまった、ということはありません(きっぱり)。

荒い鼻息のおかげで、ワーグナー講座も軌道に乗りました。《タンホイザー》、やっぱりいいですね。問題意識に、長く共感してきた作品です。

深夜に帰宅し、翌朝聖心女子大というスケジュールはたいへんですが、「聖母マリアの音楽史」という授業内容は、《タンホイザー》と、しっかりつながります。ワーグナーは、やっぱり宗教的です。

今は埼京線の「湘南新宿ライン」がありますので、新宿乗り換えで恵比寿は、とても便利(聖心女子大は広尾)。ところが下車してみると、駅の景観が違います。まごまごしてわかったのは、そこは恵比寿ではなく、次の駅の大崎。一駅乗り過ごしたようで、あわてて戻り、事なきを得ました。何事も、経験です。