12月のイベント2016年11月30日 21時28分10秒

12月のご案内をしようとGoogleカレンダーを眺めていましたら、あることに気づき、にわかに不安になってきました。

安井耕一さんのご出演による朝日カルチャー新宿のレクチャーコンサートが、どこにもないのです。12月だと思っていましたが、11月だったような気もする。だとすると、もう終わっています。よく見ると、「たのくら」も、12月はないようなのです。そんなはずはありませんから、ある言葉が頭をよぎり、動悸が激しくなりました。

ともあれ、ご案内を。12月6日からICUの冬学期が始まり、3大学併走の状態になります。宗教音楽のメッセージ解釈を、聖書の翻訳という問題をからめてやることにしましたので、取ってくれる人がいるかどうか。準備もたいへんそうです。

7日と21日(水)13:00~15:00は、朝日新宿のバッハ講座。《マタイ受難曲》第2部・新録音の演奏比較を、CDを入れ替えて行います。

10日(土)14:00~16:30は、モーツァルト・フェラインで講演。「1888年~頂点の年を追う」と題して行います。駆け足になりそう。

12日からの週は「古楽の楽しみ」ですが、別途ご案内します。バッハの最新録音を、ずらりと並べました。16日(金)は、いずみホールのシューベルト特集「こころの奥へ」の3回目。若きエースにして哲人的音楽家、北村朋幹さんの出演で、《幻想ソナタ》をトリに置く、独創的なプログラムです。19:00から。ぜひ応援してください。詳細はいずみホールのHPで。

18日(日)は、須坂バッハの会のワーグナー・シリーズ、《ジークフリート》の第3幕です(14:00~16:30)。なんといっても《ジークフリート》は第3幕がすばらしいので、どうぞお楽しみに。

ということは17日(土)が空いていたわけですが・・・「たのくら」と安井耕一さんのコンサートは、いずれもこの日に入ってくることが判明しました。「たのくら」(立川市錦学習館、10:00~12:00)の内容はヴェルディの次のオペラとなります。うっかりしていたので、急いで決めてご連絡します。

上記は、ダブルブッキングではありません(きっぱり)。問題は、前日21:00までいずみホールにいて、この日10:00に立川にいるという課題を、どうやって解決するかだけです。

したがって17日の18:30~20:00に、尊敬する安井耕一さんと、音楽のロマンを語り合うコンサートが入ります。シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、リストと並んだ曲目に、ロマンがいっぱいの格調高いピアノ演奏が聴けるはずです。こちらもぜひよろしくお願いします。

24日(土)は、懇親会で意気上がる朝日カルチャー横浜のモーツァルト講座。今回からピアノ協奏曲に入ります。ウィーン時代を採り上げるので、まずはその前史です。13:00~15:00。

28日(水)13:00~15:00は、朝日カルチャー新宿校のモーツァルト講座です。これは私の講座ではなく、海老澤先生に始まってリレーされてきたモーツァルト講座の最終回に出演するのです。タイトルはそのものずばり、「モーツァルト 最後の四年」としました。これが今年の仕事納めです。

何かをお気づきの方、いらっしゃると思います。どうぞご連絡ください。