ワイングラス2008年09月28日 21時51分56秒

両替商君、異国の報告ありがとう。その異国は、マナーの総量が低いんでしょうか、それとも、総量は一定だが、マナーのありかが違うだけなんでしょうか。「論語」などを頭に浮かべつつ、考えてしまいます。

私事ながら、ビールからワインへの切り替えが着々進んでいます。どうやら、ワインの方がゆっくり寝られるのは確かなよう。ビールは、身体を冷やすように感じるのですがどうなんでしょうか。

ワインを買うのが楽しいのに、知識は全然増えません。昔皆川先生の研究会に入っていた頃、ちゃんと話を聞いておくのでした。

そこで、『ワインの教科書』なる本を購入。まず知ったことは、幅広のワイングラスのうち、口が開いているのがボルドー、口が狭まっているのがブルゴーニュであるということ。空気に触れる、香りを閉じ込める、という目的で、それぞれのワインの特徴とかかわっているんだそうです。皆さん、ご存じでしたか?

髭男爵のグラスは、ボルドーでしたっけ、ブルゴーニュでしたっけ?いずれにしても、あれは赤ワインだから絵になるわけですよね。白ワインじゃまったくさまにならない。なぜでしょうか。

ワインに赤と白があるのは、音楽に長調と短調があるように、すばらしい知恵の所産だと思います。ぶどうの種類や産地の勉強を少ししようと思うのですが、多種多彩で、文章からイメージをつかめるようになるのに、まず日数がかかりそう。それにしても、ワイン評論家の方は、ものすごく語彙の豊富さを要求されるのですね。微細な違いを言葉にしなくてはなりませんから。音楽の方が、まだしも楽だと思います。

〔付記〕CMで判明。髭男爵のグラスは、ボルドーでした。