今月のCD/DVD ― 2011年05月23日 23時58分05秒
新聞の連載、紙面の都合で4月は休みになり、5月にまとめて処理しました。今月の1位にしたのは、「カール・ライスター・プレイズ・西村朗」です(カメラータ)。肉体を離れた魂(五重奏)、睡蓮(ソロ)、天界の鳥
(協奏曲)といった西村さんならではの作品が集められていますが、ライスターの奏でるクラリネットの、玄妙な響きに魅了されます。東洋の世界観を基礎とした日本人の作品をドイツの奏者が見事に演奏していることに、音楽が国境を超えることの新しい証明を見る思いがします。
2位には、ブラームス ピアノ協奏曲第2番/ドヴォルザーク 交響曲第7番のDVD(ドリームライフ)を選びました。クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団の1978年のコンサートに、当時36歳のバレンボイムが出演しています。両者ががっちり噛み合ったブラームスもいいですが、地味な第7交響曲の、愛を込めた演奏の美しさは格別です。
3位には、カントロフと上田晴子さんによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番~第8番を入れました(ALM)。お二人のていねいなコラボレーションで爽やかな流れが作り出されていて、心地良さにひたることができます。こういう交流のある二重奏が好きです。
(協奏曲)といった西村さんならではの作品が集められていますが、ライスターの奏でるクラリネットの、玄妙な響きに魅了されます。東洋の世界観を基礎とした日本人の作品をドイツの奏者が見事に演奏していることに、音楽が国境を超えることの新しい証明を見る思いがします。
2位には、ブラームス ピアノ協奏曲第2番/ドヴォルザーク 交響曲第7番のDVD(ドリームライフ)を選びました。クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団の1978年のコンサートに、当時36歳のバレンボイムが出演しています。両者ががっちり噛み合ったブラームスもいいですが、地味な第7交響曲の、愛を込めた演奏の美しさは格別です。
3位には、カントロフと上田晴子さんによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番~第8番を入れました(ALM)。お二人のていねいなコラボレーションで爽やかな流れが作り出されていて、心地良さにひたることができます。こういう交流のある二重奏が好きです。
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