ペースメーカー2011年05月02日 23時48分01秒

今日バスに乗っていたら、前の席に座っていた年配の女性が私を振り返り、「ペースメーカーをしているので携帯は使わないでください」と言いました。私は驚いて「アッ、すみません」と謝り、携帯(ニュース購読中)をポケットにしまいましたが、電源は切りませんでした。なぜかというと、そこが優先席ではなかったからです。

電車の車内放送で携帯電話のマナーについて話されるとき、「優先席付近では電源をお切りください」という言葉が付きますよね。でもこれ、実践している人はいるのでしょうか。一度も見たことはありませんが・・・。

優先席でも携帯を使っている人は、たくさんいます。私は、隣にお年寄りが来たときは、使わないようにしています。使ったときの影響と、電源が入っているだけのときの影響は、どのぐらい違うのでしょうか。また、影響の及ぶ距離は、どのぐらいなのでしょうか。

今日の場合、クレームを付けた方は前輪上の高い席に座っておられ、低い席の私との間には、かなり距離がありました。席は右側で、優先席は左側です。優先席に座っている人は、誰もいませんでした。そこで、優先席はあちらですよ、という言葉が喉から出かかったのですが、よく考えてみなくてはならないことが含まれているようにも思えて、呑み込んでしまいました。どうなんでしょうね。なんとなく割りきれません。