営業努力2016年07月12日 06時48分34秒

10日の日曜日、家に帰って昼間の野球結果を確認すると、ロッテ・日本ハム戦がまだ継続中。さっそく、CSのチャンネルを合わせてみました。

引き分け寸前の12回裏、日ハムの攻撃。大谷が打たれて5対0になったのを4点返し、9回裏二死から田中の一発(!)で追いついて、延長戦になっている。打席には、この時点でホームラン24本のレアードが入っています。

まさかホームランはないよな、それじゃ話がうますぎる、と思っていたら、ものの見事にサヨナラホームラン。札幌ドームは爆発的に湧き、ファンの喜びがいつまでも続いていました。

この盛り上がりには、まこと、今昔の感があります。かつてパ・リーグはガラガラのスタンドで試合し、ドラフトでは巨人に入りたい、在京のセ・リーグがいい、という選手ばかりで、苦労を重ねていたからです。

それが今では、福岡と北海道に強いチームがあり、大勢の観客を集めている。実力もパ・リーグが上と、誰もが認めるようになったわけですよね。

しかし、昔があったから、今があるのだと思います。どうしたら窮状を乗り越えていけるかで、長期にわたる地道な営業努力があったのだと思う。与えられた状況と前向きに取り組み、知恵と努力で克服していくというのは、人間になしうるもっとも尊いことの一つだと、日頃から思っています。

負けたロッテの方も、伊東監督のもと、すばらしいチーム。ソフトバンクに迫って欲しいと思います。