一つの区切り2017年12月09日 23時50分35秒

今週はコンサートに3つ行きましたが(うち2つが現代音楽)、主に時間を使ったのは仕事の準備です。朝カルのオペラ史には、欲張ってラモーを3コマ分取りました。しかし詳しいわけではないので、どこを鑑賞するか決め、情報をまとめるために四苦八苦。でもラモー、いいですね。同時期のイタリアに、かなうものはないと思います。

金曜日にはNHKの番組を3本取りました。放送は1月です。企画を「祈りの音楽」としたのはいいのですが、テーマにふさわしい音楽を集めるのに大汗をかきました。でもその過程で、いろいろな曲を知りました。

追われていたため、いつもは早めに送る須坂の資料を、いま作り終わったところです。明日が、最終回。ですのでいい形で終わりたく、2013~4年に勉強した《ヨハネ受難曲》の講義内容を、博論の新情報で補完することにしました。逆に言えば、こういうところで積み重ねたものが、博論の基礎になっているわけです。

私は今の千曲市で子供の頃を過ごしていましたので、その近くを抜けて須坂に行くのが、いつも楽しみでした。明日全力投球することで、将来へのご縁をつなぎたいと思います。

永生七冠になられた羽生竜王、たいしたものですね。いつも新しいものを勉強しておられるのが秘訣だというのは、間違いないと思います。将棋の世界でも、慣れた得意の戦法ばかりやるようになると、勝てなくなるように見えるからです。羽生さん、柔軟な方なのでしょうね。「かたくな」は困ります(笑)。