冬の旅 ― 2008年10月30日 23時48分28秒
学生たちが、《冬の旅》を芸術祭で合同演奏したい、という企画をもってきました。声楽の4年生と、学部・大学院のピアノ科の学生計8人で、《冬の旅》を分担演奏したいというのです。とりあえず指導は引き受けましたが、果たしてどういうものになるか、半信半疑でした。
数回に分けて指導しましたが、8人の意欲がすばらしい。演奏的にはもちろん未熟なところも足りないところもあります。しかしこれなら、と私も本気になりました。今日はそのゲネプロでしたが、まあ聴いていただいていい水準には来たかな、と思います。とくにピアノは、かなりのものです。
というわけで、11月2日(日)、16:30から国立音楽大学SPC-Bでコンサートを開きますので、よろしくお願いします。《冬の旅》は梅津時比古さん、三宅幸夫さんの良書もありますが、私も練習を通じていろいろな発見をし、この作品のすばらしさをかなり理解できるようになりました。これからは、この作品に入れ込んで生きていけそうです。
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