続・謝罪考 ― 2009年09月09日 22時56分54秒
外に対する謝罪、内に対する謝罪という分類をしましたが、どちらにも含まれない、第3の謝罪があることに気づきました。神様に対する謝罪です。日本の伝統に則して言えば、「お天道様に対する謝罪」ということになるかもしれません。
まあこれは、人道的・道徳的観点からの反省、というのと同じことです。そう言ったのでは、抽象的で味気ないですが・・。教会に通っている人であれば、それが懺悔とか告解といった形を取るのだと思います。その究極的な形、将来への誓約を含む形が、「悔い改め」と呼ばれるものなのではないでしょうか。悔い改めは赦しの前提ですから、Claraさんのコメントにあるような「謝るぐらいなら最初からしないでよ」とおっしゃる方に、赦しはやってきません。
憐れみの祈りも、神への謝罪のひとつの形態と考えると、わかりやすいかもしれませんね。eleison、miserere、erbarme dich・・・。謝罪について考えているうちに、バッハの歌詞の中心部にたどりついてしまったようです。「憐れんでください」とはどういうことか、いつも考えていますが、素直に謝る気持ちの延長線上にあることは確かだと思います。
最近のコメント