9月のイベント2011年09月01日 11時25分48秒

9月になりました。休暇気分を改め、フレッシュな気持ちで新学期に臨みます--と言いたいのはやまやまなのですが、「何とか時間を作りたい」と焦って過ごした8月が結局焦ったまま終わってしまい、弱ったなあという月初めです。まあ、今年一杯はこの状況が続くと割りきってしまうべきかもしれません。

7日からの新学期には、木曜日に、「バッハ特別講義」という新しい授業が始まります(16:20-17:50)。これは、諸分野でバッハに関心をもたれている先生方が私を含めて10人集まり、リレー講義の形でバッハとその時代を論じよう、という企画です。終わったら本になります。

金曜日の「音楽美学概論」(10:40-12:10)は、音楽に対する私の考え方を総括する機会にしようと思っています。月曜日の大学院「音楽美学」は、カントを前期で一区切りにしましたので、後期はヘーゲルに挑戦します。その他は、ゼミの主宰、博論、卒論の指導などです。

外部。3日(土)の朝日カルチャー新宿での音楽入門講義(10:00-12:00)は、指揮者論です。17日(土)の楽しいクラシックの会(立川、10:00-12:00)は、「マリア・カラス再考」と題して行います。24日(土)の朝日カルチャー新宿、《ロ短調ミサ曲》講座(10:00-12:00)は「後半の成立事情、そして〈ニケーア信経〉」。その日13:00からの同横浜バッハ講座は、無伴奏曲がテーマです。

18日、19日の連休には、東京都の合唱コンクールを審査します。また30日(金)からいずみホールでリストのピアノ曲シリーズが始まりますので、関西方面の方々はどうぞよろしく。第1回のケマル・ゲキチ以下、内外の充実した顔ぶれで組んでおります。

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