送る2011年 ― 2011年12月31日 10時38分14秒
大晦日ですね。皆様忙しくお過ごしのことでしょう。今年もお世話になりました。このブログを支えてくださった皆様、とくに心温まるコメントを書きこんでくださった方々に、厚く御礼申し上げます。大震災の克服にはまだまだ時間がかかりそうですが、その少しでも早からんことを、皆様とご一緒に祈りたいと思います。
例年自分にとっての1年のまとめをベストテン形式でやっていますが、今年は順不同で回顧させていただきます。
4月に65歳となり、秋には、生きている時間がバッハより長くなりました。やや下降感がありますが全体として元気に過ごせましたので、それを1とします。同時に今年は、音楽大学勤務の最後の年。受講生にも恵まれて、授業も満足して終えることができました。まだ残務処理が残っていますが、一応完走と考え、2とします。同僚の方々との楽しいコンサートも、ここに含めます。
研究面においては、なんといっても《ロ短調ミサ曲》との取り組みに時間を費やし、大きな勉強をしました。その成果はヴォルフ先生の著作の翻訳出版なので、これを3とします。先生にご協力いただいているいずみホールのオルガン・シリーズが好調を維持しているのも嬉しく、これが4。いずみホールの仕事はスタッフの努力に支えられているのですが、その成果として大阪市民表彰をいただいたことが5です。ありがとうございました。
個人的にきわめて大きいのは、モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》の東京公演が5月に国分寺で実現できたことです。このすばらしい思い出が、6。この公演は、私が出講している立川の「楽しいクラシックの会」25周年記念のイベントでした。25年間も支えてくれている方々に感謝しつつ、これを7とします。《ポッペアの戴冠》はもともと須坂で実現した企画ですが、すざかバッハの会の連続公演は今年も続き、シリーズの締めとなる12月のコンサートは、とくに印象深いものとなりました。これが8です。
NH<の「古楽の楽しみ」は2年目に入り、バッハを中心に、モンテヴェルディ特集も行いました。これを9とし、新しい仕事としてサントリー芸術財団の理事にしていただいたことを10として加えると、ほかにもいろいろ、思い出深いイベントや出会いがあったことが思い起こされます。学会の活動、短期・単発の講演、新聞批評の仕事、文化庁の仕事などなど、いろいろな方と仕事をさせていただきました。
こう書いているうちに、来年もがんばらなくては、という思いが強くなって来ました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
例年自分にとっての1年のまとめをベストテン形式でやっていますが、今年は順不同で回顧させていただきます。
4月に65歳となり、秋には、生きている時間がバッハより長くなりました。やや下降感がありますが全体として元気に過ごせましたので、それを1とします。同時に今年は、音楽大学勤務の最後の年。受講生にも恵まれて、授業も満足して終えることができました。まだ残務処理が残っていますが、一応完走と考え、2とします。同僚の方々との楽しいコンサートも、ここに含めます。
研究面においては、なんといっても《ロ短調ミサ曲》との取り組みに時間を費やし、大きな勉強をしました。その成果はヴォルフ先生の著作の翻訳出版なので、これを3とします。先生にご協力いただいているいずみホールのオルガン・シリーズが好調を維持しているのも嬉しく、これが4。いずみホールの仕事はスタッフの努力に支えられているのですが、その成果として大阪市民表彰をいただいたことが5です。ありがとうございました。
個人的にきわめて大きいのは、モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》の東京公演が5月に国分寺で実現できたことです。このすばらしい思い出が、6。この公演は、私が出講している立川の「楽しいクラシックの会」25周年記念のイベントでした。25年間も支えてくれている方々に感謝しつつ、これを7とします。《ポッペアの戴冠》はもともと須坂で実現した企画ですが、すざかバッハの会の連続公演は今年も続き、シリーズの締めとなる12月のコンサートは、とくに印象深いものとなりました。これが8です。
NH<の「古楽の楽しみ」は2年目に入り、バッハを中心に、モンテヴェルディ特集も行いました。これを9とし、新しい仕事としてサントリー芸術財団の理事にしていただいたことを10として加えると、ほかにもいろいろ、思い出深いイベントや出会いがあったことが思い起こされます。学会の活動、短期・単発の講演、新聞批評の仕事、文化庁の仕事などなど、いろいろな方と仕事をさせていただきました。
こう書いているうちに、来年もがんばらなくては、という思いが強くなって来ました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
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