長野県周遊(1)--飯山 ― 2014年08月29日 11時13分48秒
長野県で育った私ですが、訪れていないところがたくさんあります。そのひとつが、飯山。県の北東端(地図の右上)に離れていますので、足を伸ばす機会がありませんでした。この機会にと、長野から40分ほどローカル電車に乗り、飯山へ。
広々した善光寺平を潤した千曲川が、山間を北東に流れていく。もう少し行くと新潟県に入って信濃川になる、という手前に、飯山はあります。水量がとても豊かだったのは、雨の影響もあることでしょう。今日も若干雨模様です。
飯山は静かな町。まず、城址への道をたどります。高いところに登ろうとする、私の性癖です。かつては上杉が、信濃進出の拠点にしたところだとか。遺跡はなく、木立を縫って、町並みが望めました。
飯山は「寺の町」と呼ばれるそうですね。寺社をめぐる遊歩道が整備されており、お寺関係のお店も多数。需要と供給のバランスは、どうなっているのでしょうか。一部回っただけですが、称念寺の庭園がしみじみと美しかったです。
下は忠恩寺。どちらも駅のそばです。
数少ない飲食店のひとつに入ると、高校野球の決勝戦を中継していました。優勢の三重高校が絶好機をバント併殺で潰したあと、大阪桐蔭が怒濤の反撃を開始したところまでを観戦。もう一押しできないのが、力の差ということですね。昔は飯山北高校が長野県の強豪に属していましたが、いまはどうでしょう。
飯山は北陸新幹線の停車駅となり、大きな駅舎ができていました。歴史のある町なので、活力が注がれるといいと思います。
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