11月のイベント ― 2016年10月30日 09時02分46秒
10月はとても忙しく、たくさんの出来事があって、まだ報告し切れていません。先に、11月のご案内をしておきます。
公開イベントの最初は2日(水、および16日)の朝日カルチャー新宿のバッハ講座です。テーマは新録音の聴き比べ。今月、来月と4回を使って、《マタイ受難曲》をやります。冒頭合唱曲のみを比較から入るか、最初のコラールまでを含めて比較するか、迷っています。
5日(土)14:00から、上尾合同協会(埼玉)で、「ルターのコラールに基づくバッハのカンタータ」というテーマの講演(第2回)を行います。時節柄もあり、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」を取り上げることにしました。これから準備します。
12~13日の週末は、中京大学名古屋キャンパスで、日本音楽学会の全国大会があります。期限までにエントリーし損なってしまったので、どういう形の参加にするか、いま考えています。
19日(土)は10:00から立川の「楽しいクラシックの会」。ヴェルディ《ファルスタッフ》の第2回です。
23日(水)はいずみホールで、今年のシューベルト企画その2《白鳥の歌》が開催されます。演奏はバリトン 三原剛さん、ピアノ 小坂圭太さんですが、前半にソプラノの佐々木典子さん(ピアノ 千葉かほるさん)が登場され、二重唱を含めて、幅広いプログラムを楽しんでいただけます。詳細はいずみホールのサイトで。14:00からです。
25日(金)は、府中アカデミー合唱団の練習にお邪魔してバッハ/モテット《イエスは私の喜び》についてお話しすることになっています。翌26日(土)13:00は、朝日カルチャー横浜校のモーツァルト講座で、テーマは《ジュピター交響曲》。終了後、懇親会を開きます。
いずれも、どうぞよろしくお願いします。
公開イベントの最初は2日(水、および16日)の朝日カルチャー新宿のバッハ講座です。テーマは新録音の聴き比べ。今月、来月と4回を使って、《マタイ受難曲》をやります。冒頭合唱曲のみを比較から入るか、最初のコラールまでを含めて比較するか、迷っています。
5日(土)14:00から、上尾合同協会(埼玉)で、「ルターのコラールに基づくバッハのカンタータ」というテーマの講演(第2回)を行います。時節柄もあり、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」を取り上げることにしました。これから準備します。
12~13日の週末は、中京大学名古屋キャンパスで、日本音楽学会の全国大会があります。期限までにエントリーし損なってしまったので、どういう形の参加にするか、いま考えています。
19日(土)は10:00から立川の「楽しいクラシックの会」。ヴェルディ《ファルスタッフ》の第2回です。
23日(水)はいずみホールで、今年のシューベルト企画その2《白鳥の歌》が開催されます。演奏はバリトン 三原剛さん、ピアノ 小坂圭太さんですが、前半にソプラノの佐々木典子さん(ピアノ 千葉かほるさん)が登場され、二重唱を含めて、幅広いプログラムを楽しんでいただけます。詳細はいずみホールのサイトで。14:00からです。
25日(金)は、府中アカデミー合唱団の練習にお邪魔してバッハ/モテット《イエスは私の喜び》についてお話しすることになっています。翌26日(土)13:00は、朝日カルチャー横浜校のモーツァルト講座で、テーマは《ジュピター交響曲》。終了後、懇親会を開きます。
いずれも、どうぞよろしくお願いします。
10月のイベント ― 2016年10月02日 09時41分33秒
ご案内しようと思っているうちに10月に入り、1日(土)にセレモア武蔵野ホールのコンサートを終えました。今日2日(日)は、須坂にワーグナー《ジークフリート》の話をしに出かける直前です。遅れて申し訳ありません。ごく簡単に、あらましをご紹介します。
水曜日の朝日新宿校は、聖母マリアの企画が成立しませんでしたので、しばらく午後13:00からの講座だけになります。今季はバッハの最新録音を聴くシリーズで、5日、19日と、無伴奏ヴァイオリンをやります。
木曜日は早稲田中野校の「32歳のモーツァルト」を継続。6、13、20、27で一区切りになります。15:00~17:00です。
金曜日は國學院大学の日。土曜日はイベントの日です。8日(土)の「たのくら」は、ヴェルディ《ファルスタッフ》の1回目です(2回に分けてやります。10:00から)。15日(土)は、13:00から立川の朝日カルチャーセンター(駅ビル)で、バッハの《シャコンヌ》をさまざまな形でご紹介します。
23日(土)はいずみホールのバッハ・オルガン・シリーズです。ミシェル・ブヴァール氏の登場で《クラヴィーア練習曲集第3部》全曲。いずみホールのホームページで詳細をご覧下さい。
29日(土)の朝日横浜は、モーツァルトの交響曲探訪が、第40番ト短調に到達しました。13:00から。
いずみホールでは年間企画のシューベルト・シリーズが、いよいよスタートします。9日(日)にロータス・カルテットの《死と乙女》+弦楽五重奏曲があり、楽しみです。16日(日)には、富山のバッハ・アンサンブルからの招きで、《ロ短調ミサ曲》について講演します。
公の企画はこれだけだと思いますが、書き漏らしているものがありましたらお知らせ下さい。じつは今日の須坂も、昨日の夕方までうっかりしていたのです。罪滅ぼしに、これから行ってまいります!
水曜日の朝日新宿校は、聖母マリアの企画が成立しませんでしたので、しばらく午後13:00からの講座だけになります。今季はバッハの最新録音を聴くシリーズで、5日、19日と、無伴奏ヴァイオリンをやります。
木曜日は早稲田中野校の「32歳のモーツァルト」を継続。6、13、20、27で一区切りになります。15:00~17:00です。
金曜日は國學院大学の日。土曜日はイベントの日です。8日(土)の「たのくら」は、ヴェルディ《ファルスタッフ》の1回目です(2回に分けてやります。10:00から)。15日(土)は、13:00から立川の朝日カルチャーセンター(駅ビル)で、バッハの《シャコンヌ》をさまざまな形でご紹介します。
23日(土)はいずみホールのバッハ・オルガン・シリーズです。ミシェル・ブヴァール氏の登場で《クラヴィーア練習曲集第3部》全曲。いずみホールのホームページで詳細をご覧下さい。
29日(土)の朝日横浜は、モーツァルトの交響曲探訪が、第40番ト短調に到達しました。13:00から。
いずみホールでは年間企画のシューベルト・シリーズが、いよいよスタートします。9日(日)にロータス・カルテットの《死と乙女》+弦楽五重奏曲があり、楽しみです。16日(日)には、富山のバッハ・アンサンブルからの招きで、《ロ短調ミサ曲》について講演します。
公の企画はこれだけだと思いますが、書き漏らしているものがありましたらお知らせ下さい。じつは今日の須坂も、昨日の夕方までうっかりしていたのです。罪滅ぼしに、これから行ってまいります!
9月のイベント ― 2016年08月31日 17時56分26秒
3日(土)は、いずみホール年1回のオペラ。河原忠之さんの指揮で積み重ねてきたモーツァルト・シリーズの、《ドン・ジョヴァンニ》です。演出 粟國淳さん、キャストは黒田博さんのタイトルロール以下の豪華版、こちらをご覧下さい。http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=1141&y=2016&m=9 澤畑恵美さんがドンナ・エルヴィーラ、石橋栄実さんがドンナ・アンナという振りに、どうやら工夫がありそうです。14:00からですのでお間違いなく。
4日(日)は全日本合唱コンクール埼玉大会の「大学職場一般部門」と「彩の国部門」。審査委員長をつとめます。
7日(水)、そして21日(水)が、朝日カルチャーセンター新宿校の定例講座です。10:00~12:00のワーグナー講座は《さまよえるオランダ人》の締めくくり。新旧の演出比較や、ピリオド楽器演奏の聴き比べなどを用意しています。13:00~15:00のバッハ・リレー演奏講座は、7日がカンタータ、21日が《ゴルトベルク変奏曲》。どちらも最新録音の紹介です。皆さんの反応も最近活発にいただけるので、楽しみです。
朝日新宿校ではもう一つ、単発のレクチャーコンサートがあります。サントリー・ブルーローズでの《冬の旅》で絶賛をいただいた田中純さん(バリトン)を京都からお招きして、「名バリトンは何でも歌う」と題して行います。バッハの部(カンタータ第82番のアリア)、ドイツ・リートの部、オペラの部(にわとこのモノローグ)、日本歌曲の部(松島音頭など)、歌謡曲の部(南の薔薇/少年時代)という超広いプログラムですが、どれもみな、お上手なのですよ。ピアノは久元祐子さんで、彼女の《ゴルトベルク》のアリアがスタートです。30日(金)19:00~20:30。ぜひぜひお出かけください。
10日(土)は14:00から広島大学公開講座『芸術と老年』というシリーズに出講します(広島県民文化センター)。「音楽で恵まれる加齢の福」というタイトルになっていますが、いかにも自分がやりそうなのが、割り切れないところです。どうなりますやら・・。
17日(土)は、10:00~12:00に立川で「たのくら」。ヴェルディ《オテロ》の第2回となります。
24日(土)13:00~15:00は、朝日カルチャーセンター横浜校のモーツァルト講座。三大交響曲に入ります。第39番変ホ長調を取り上げますが、この曲については最近考えがあるので、準備してお話しします。
29日(木)15:00~17:00から、早稲田エクステンションセンター中野校の秋シリーズが始まります。今回はモーツァルトで、タイトルは「32歳のモーツァルト~見直される『頂点』の年」。モーツァルトが最大数の作品を遺した1788年について、5週連続で講義します。第1回は、とりあえずその年までの生涯を概観します。
長々とすみません。どうぞよろしく。
4日(日)は全日本合唱コンクール埼玉大会の「大学職場一般部門」と「彩の国部門」。審査委員長をつとめます。
7日(水)、そして21日(水)が、朝日カルチャーセンター新宿校の定例講座です。10:00~12:00のワーグナー講座は《さまよえるオランダ人》の締めくくり。新旧の演出比較や、ピリオド楽器演奏の聴き比べなどを用意しています。13:00~15:00のバッハ・リレー演奏講座は、7日がカンタータ、21日が《ゴルトベルク変奏曲》。どちらも最新録音の紹介です。皆さんの反応も最近活発にいただけるので、楽しみです。
朝日新宿校ではもう一つ、単発のレクチャーコンサートがあります。サントリー・ブルーローズでの《冬の旅》で絶賛をいただいた田中純さん(バリトン)を京都からお招きして、「名バリトンは何でも歌う」と題して行います。バッハの部(カンタータ第82番のアリア)、ドイツ・リートの部、オペラの部(にわとこのモノローグ)、日本歌曲の部(松島音頭など)、歌謡曲の部(南の薔薇/少年時代)という超広いプログラムですが、どれもみな、お上手なのですよ。ピアノは久元祐子さんで、彼女の《ゴルトベルク》のアリアがスタートです。30日(金)19:00~20:30。ぜひぜひお出かけください。
10日(土)は14:00から広島大学公開講座『芸術と老年』というシリーズに出講します(広島県民文化センター)。「音楽で恵まれる加齢の福」というタイトルになっていますが、いかにも自分がやりそうなのが、割り切れないところです。どうなりますやら・・。
17日(土)は、10:00~12:00に立川で「たのくら」。ヴェルディ《オテロ》の第2回となります。
24日(土)13:00~15:00は、朝日カルチャーセンター横浜校のモーツァルト講座。三大交響曲に入ります。第39番変ホ長調を取り上げますが、この曲については最近考えがあるので、準備してお話しします。
29日(木)15:00~17:00から、早稲田エクステンションセンター中野校の秋シリーズが始まります。今回はモーツァルトで、タイトルは「32歳のモーツァルト~見直される『頂点』の年」。モーツァルトが最大数の作品を遺した1788年について、5週連続で講義します。第1回は、とりあえずその年までの生涯を概観します。
長々とすみません。どうぞよろしく。
8月のイベント ― 2016年07月31日 12時14分51秒
8月は1年の真ん中のような気がしていますが、そうではないのですね。もう年の後半。大事に過ごしたいものです。
朝日カルチャー新宿校は、第1、第3水曜日(3日と17日)に、予定通り行います。
10:00~12:00のワーグナー講座は《さまよえるオランダ人》。第2幕に入っていますが、古今の音源を補充しましたので、貴重なものもお聴きいただきます。
13:00~15:00のバッハ講座は海外最新録音の紹介。3日がヴァイオリン協奏曲、17日がオルガン作品となります。
朝日カルチャー横浜校--モーツァルトの《プラハ交響曲》を取り上げた昨日、9月は変更しますが8月はやります、と言ってしまいました。ごめんなさい、8月はもともとお休みでした!27日(土)と28日(日)、埼玉県の合唱コンクール審査をするためです。モーツァルト、次は10月になります。いよいよ三大交響曲に入ります。
20日(土)は立川「楽しいクラシックの会」。オペラ企画、ヴェルディ《オテロ》その1です。終了後、恒例のビアパーティを催しますので、この機会にどうぞお出かけください。10:00から、立川市錦町学習館です。
21日(日)は「すざかバッハの会」。ワーグナー企画進行中で、《ワルキューレ》後編という、いいところです。14:00~16:30ですが、このところ、終了後近くのお店で一杯やりながら語り合うのが習慣になりました。夏は、ビールがいいですね。
いずみホールの年間企画2016は「シューベルト こころの奥へ」です。10月から始まりますが、8月25日(木)にそのプレイベントがあり、シューベルト研究者期待の星、堀朋平君のホストのもと、鈴木優人さんら若い演奏家たちが、シューベルティアーデよろしく集合します。私はお客です。確認しましたら7月20日までに葉書で申し込む必要があったようで、もう少し早くご案内すべきでした。すみません。
私が関係しているサントリー芸術財団のサマーフェスティバルが、今年は22日(月)から30(火)にかけて開かれます。現代音楽の貴重な祭典。詳細はこちらをご覧下さい。http://www.suntory.co.jp/sfa/music/summer/2016/
「古楽の楽しみ」は、あらためてご案内いたします。
朝日カルチャー新宿校は、第1、第3水曜日(3日と17日)に、予定通り行います。
10:00~12:00のワーグナー講座は《さまよえるオランダ人》。第2幕に入っていますが、古今の音源を補充しましたので、貴重なものもお聴きいただきます。
13:00~15:00のバッハ講座は海外最新録音の紹介。3日がヴァイオリン協奏曲、17日がオルガン作品となります。
朝日カルチャー横浜校--モーツァルトの《プラハ交響曲》を取り上げた昨日、9月は変更しますが8月はやります、と言ってしまいました。ごめんなさい、8月はもともとお休みでした!27日(土)と28日(日)、埼玉県の合唱コンクール審査をするためです。モーツァルト、次は10月になります。いよいよ三大交響曲に入ります。
20日(土)は立川「楽しいクラシックの会」。オペラ企画、ヴェルディ《オテロ》その1です。終了後、恒例のビアパーティを催しますので、この機会にどうぞお出かけください。10:00から、立川市錦町学習館です。
21日(日)は「すざかバッハの会」。ワーグナー企画進行中で、《ワルキューレ》後編という、いいところです。14:00~16:30ですが、このところ、終了後近くのお店で一杯やりながら語り合うのが習慣になりました。夏は、ビールがいいですね。
いずみホールの年間企画2016は「シューベルト こころの奥へ」です。10月から始まりますが、8月25日(木)にそのプレイベントがあり、シューベルト研究者期待の星、堀朋平君のホストのもと、鈴木優人さんら若い演奏家たちが、シューベルティアーデよろしく集合します。私はお客です。確認しましたら7月20日までに葉書で申し込む必要があったようで、もう少し早くご案内すべきでした。すみません。
私が関係しているサントリー芸術財団のサマーフェスティバルが、今年は22日(月)から30(火)にかけて開かれます。現代音楽の貴重な祭典。詳細はこちらをご覧下さい。http://www.suntory.co.jp/sfa/music/summer/2016/
「古楽の楽しみ」は、あらためてご案内いたします。
7月のイベント ― 2016年07月01日 07時44分41秒
少し旅の疲れが取れてきたかな、というところで、今月のご案内です。今月は、モーツァルト色が濃厚です。
2日(土)13:00~15:00 朝日カルチャーセンター横浜校のモーツァルト/交響曲講座。今月は《ハフナー》と《リンツ》について、曲の性格に分け入る形でご説明します。次が30日(土)で、《プラハ》(と第37番)がテーマになります。
6日、20日(水)10:00~12:00は朝日カルチャーセンター新宿校のワーグナー講座。時間をかけた《パルジファル》が終わり、残された《さまよえるオランダ人》を、オファーにより取り上げます。6日が総論、20日が序曲と第1幕です。
同じ6日、20日(水)の13:00~15:00は、同じ新宿校で、バッハのリレー演奏講座です。いろいろな曲を取り上げていましたが、その間に有名曲の新録音がいくつも出てきましたので、それらを特集します。今月は《ロ短調ミサ曲》で、ラーデマン、ガーディナー、ヘレヴェッヘを中心に取り上げます。
9日(土)10:30~12:30は、朝日カルチャーセンターの立川校(駅ビル内)で、モーツァルトの単発講座をやります。タイトルは「書き直される晩年」。新しい研究による通念の見直しを、要領よくまとめてお話ししたいと思っています。
16日(土)10:00~12:00は、「楽しいクラシックの会」(立川市錦学習館)のオペラ・シリーズで、ロッシーニ《セビリャの理髪師》第2回です。
23日(土)14:00~16:30は、日本モーツァルト愛好会で講演します。テーマは「モーツァルトはヘンデルから何を学んだか」。場所は芝公園の機械振興会館です。
「古楽の楽しみ」は11~14日です。あらためてご案内します。
2日(土)13:00~15:00 朝日カルチャーセンター横浜校のモーツァルト/交響曲講座。今月は《ハフナー》と《リンツ》について、曲の性格に分け入る形でご説明します。次が30日(土)で、《プラハ》(と第37番)がテーマになります。
6日、20日(水)10:00~12:00は朝日カルチャーセンター新宿校のワーグナー講座。時間をかけた《パルジファル》が終わり、残された《さまよえるオランダ人》を、オファーにより取り上げます。6日が総論、20日が序曲と第1幕です。
同じ6日、20日(水)の13:00~15:00は、同じ新宿校で、バッハのリレー演奏講座です。いろいろな曲を取り上げていましたが、その間に有名曲の新録音がいくつも出てきましたので、それらを特集します。今月は《ロ短調ミサ曲》で、ラーデマン、ガーディナー、ヘレヴェッヘを中心に取り上げます。
9日(土)10:30~12:30は、朝日カルチャーセンターの立川校(駅ビル内)で、モーツァルトの単発講座をやります。タイトルは「書き直される晩年」。新しい研究による通念の見直しを、要領よくまとめてお話ししたいと思っています。
16日(土)10:00~12:00は、「楽しいクラシックの会」(立川市錦学習館)のオペラ・シリーズで、ロッシーニ《セビリャの理髪師》第2回です。
23日(土)14:00~16:30は、日本モーツァルト愛好会で講演します。テーマは「モーツァルトはヘンデルから何を学んだか」。場所は芝公園の機械振興会館です。
「古楽の楽しみ」は11~14日です。あらためてご案内します。
重版出来!(ドラマではなく) ― 2016年06月07日 13時46分39秒
クリストフ・ヴォルフ著、拙訳の『モーツァルト 最後の四年~栄光への門出』(春秋社)、6月10日付けで、第2刷の刊行に至りました。皆様のおかげです。ありがとうございました。
著訳者にとって、第2刷の刊行は、初版に生じた誤りを修正する、またとないチャンスです。万全を期すべく見直し、25ページに修正を入れました。修正にあたっては、刊行後何人かの方からいただいていたご指摘が役に立ちました。御礼申し上げます。とりわけ佐々木健一さんからは、細部まで読みを入れた上での慧眼のご指摘・ご助言をあまた頂戴しました。ご友情に、心から感動しております。
修正のうち、文言の改良や文章の調整については煩雑になりますので割愛させていただき、内容にかかわる誤りや必要なお知らせについて、以下に記述しておきます。
・断章自筆譜の見られるWebsiteが、春秋社のオフィシャルサイト内に設置されました。アドレスはhttp://www.shunjusha.co.jp/news/2016/sizenfu2016.htmlです。作成者である柴田文彦さんのプロフィールを、本の末尾に加えました。
・75ページの註40に「2690フロリーン」という高額の家賃が記されていますが、これはアルンシュタイン家の所有する所室全体に対するものです。そのうち四階の一部をモーツァルトが借りた、ということになります。
・193ページ、《レクイエム》キリエ・フーガの原曲は、《デッティンゲン・アンセム》HWV265です。これは影響の大きい間違いですので、春秋社のサイトでも掲載していただきました。私の責任であり、気づいたときには顔面蒼白になりました。申し訳ありません。初版お持ちの方、ぜひご修正ください。
・翻訳協力をしてくださった越懸澤麻衣さん、ご協力いただいた時点ですでに、東京藝大楽理科の助手であられました。お詫びして訂正します。
・文献表の脱落を補い、若干増補しました。第4章註138(ワーグナーの《魔笛》論)は、第三文明社の『ワーグナー著作集5』で参照できます。
以上、よろしくお願いします。
著訳者にとって、第2刷の刊行は、初版に生じた誤りを修正する、またとないチャンスです。万全を期すべく見直し、25ページに修正を入れました。修正にあたっては、刊行後何人かの方からいただいていたご指摘が役に立ちました。御礼申し上げます。とりわけ佐々木健一さんからは、細部まで読みを入れた上での慧眼のご指摘・ご助言をあまた頂戴しました。ご友情に、心から感動しております。
修正のうち、文言の改良や文章の調整については煩雑になりますので割愛させていただき、内容にかかわる誤りや必要なお知らせについて、以下に記述しておきます。
・断章自筆譜の見られるWebsiteが、春秋社のオフィシャルサイト内に設置されました。アドレスはhttp://www.shunjusha.co.jp/news/2016/sizenfu2016.htmlです。作成者である柴田文彦さんのプロフィールを、本の末尾に加えました。
・75ページの註40に「2690フロリーン」という高額の家賃が記されていますが、これはアルンシュタイン家の所有する所室全体に対するものです。そのうち四階の一部をモーツァルトが借りた、ということになります。
・193ページ、《レクイエム》キリエ・フーガの原曲は、《デッティンゲン・アンセム》HWV265です。これは影響の大きい間違いですので、春秋社のサイトでも掲載していただきました。私の責任であり、気づいたときには顔面蒼白になりました。申し訳ありません。初版お持ちの方、ぜひご修正ください。
・翻訳協力をしてくださった越懸澤麻衣さん、ご協力いただいた時点ですでに、東京藝大楽理科の助手であられました。お詫びして訂正します。
・文献表の脱落を補い、若干増補しました。第4章註138(ワーグナーの《魔笛》論)は、第三文明社の『ワーグナー著作集5』で参照できます。
以上、よろしくお願いします。
6月のイベント ― 2016年05月31日 10時13分41秒
さあ6月だと思って起床したら、まだ5月31日なのですね。ほっとしたのは、6月のスケジュールが詰まっているからです。
1日(水)9:00 朝カル(と言われているようなので使いますね)新宿校ワーグナー講座《パルジファル》(ラングリッジ演出による第3幕を中心に)/13:00 バッハ・リレー演奏講座 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
5日(日)10:00 たのくら・オペラ・プロジェクト「ロッシーニ《セビリャの理髪師その1~名歌手の舞台》(立川市錦町学習館)
6日~10日 古楽の楽しみ/バロックの器楽曲をジャンルごとにご紹介します。オルガンを中心に、チェンバロ、リュートなど。
11日(土)13:30~18:00 藝術学関連学会連合第11回公開シンポジウム「ニュースを創り出すアートの力」(早稲田大学戸山キャンパス382号室)
ご案内はこちらです。http://geiren.org/index.html
12日(日)14:00 北とぴあ合唱フェスティバル講演:「古楽の時代と合唱の現代」(飛鳥ホール)
14日(火)~25日(土) 渡独
29日(水)9:00 朝カル新宿校 ワーグナー講座《パルジファル》最終回
/バッハ リレー演奏講座:イギリス組曲第3番
1日(水)9:00 朝カル(と言われているようなので使いますね)新宿校ワーグナー講座《パルジファル》(ラングリッジ演出による第3幕を中心に)/13:00 バッハ・リレー演奏講座 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
5日(日)10:00 たのくら・オペラ・プロジェクト「ロッシーニ《セビリャの理髪師その1~名歌手の舞台》(立川市錦町学習館)
6日~10日 古楽の楽しみ/バロックの器楽曲をジャンルごとにご紹介します。オルガンを中心に、チェンバロ、リュートなど。
11日(土)13:30~18:00 藝術学関連学会連合第11回公開シンポジウム「ニュースを創り出すアートの力」(早稲田大学戸山キャンパス382号室)
ご案内はこちらです。http://geiren.org/index.html
12日(日)14:00 北とぴあ合唱フェスティバル講演:「古楽の時代と合唱の現代」(飛鳥ホール)
14日(火)~25日(土) 渡独
29日(水)9:00 朝カル新宿校 ワーグナー講座《パルジファル》最終回
/バッハ リレー演奏講座:イギリス組曲第3番
5月のイベント ― 2016年05月06日 07時42分44秒
皆様、どんな連休を過ごされましたか。私は、4月の多忙で大混乱になっていた部屋を整えることに時間を使いました。予定の少ない連休に気がゆるみ、思ったほど能率が上がりませんでした。
さて、今月です。さっそく9日から「古楽の楽しみ」であることに気づきましたが、これは次話でくわしく。今月はバッハのヴァイオリン協奏曲特集です。
早稲田エクステンションセンター中野校の《ロ短調ミサ曲》講座、12日、19日(木)の15:00~17:00です。〈ニカイア信条〉以降が残っています。
朝日カルチャーは18日(水)が新宿校。ワーグナー講座(10:00~12:00)は《パルジファル》第3幕の第3回。バッハ・リレー演奏講座(13:00~15:00)はトリオ・ソナタ第2番、第5番です。6曲のトリオ・ソナタは、いま一番好きなオルガン曲です。横浜校は28日(土、13:00~15:00)。モーツァルト講座が、交響曲に入ります。今月は、ウィーン時代に至る成長を俯瞰します。
21日(土)は「たのくら」例会(立川、10:00~12:00)。オペラ・シリーズ、今回はウェーバー《魔弾の射手》です。その日は午後埼玉県の「教会音楽講習会」で、「ルターのコラールに基づくバッハのカンタータ」という話をします。カンタータ第38番を中心にする予定です。
【追加】
29日(日)の14:00~16:30、すざかバッハの会例会があります。ワーグナー企画/《ワルキューレ》その1(全2回)です。基本偶数月なのですが、来月ドイツに行きますので、今月に繰り上がりました。どうぞよろしく。
さて、今月です。さっそく9日から「古楽の楽しみ」であることに気づきましたが、これは次話でくわしく。今月はバッハのヴァイオリン協奏曲特集です。
早稲田エクステンションセンター中野校の《ロ短調ミサ曲》講座、12日、19日(木)の15:00~17:00です。〈ニカイア信条〉以降が残っています。
朝日カルチャーは18日(水)が新宿校。ワーグナー講座(10:00~12:00)は《パルジファル》第3幕の第3回。バッハ・リレー演奏講座(13:00~15:00)はトリオ・ソナタ第2番、第5番です。6曲のトリオ・ソナタは、いま一番好きなオルガン曲です。横浜校は28日(土、13:00~15:00)。モーツァルト講座が、交響曲に入ります。今月は、ウィーン時代に至る成長を俯瞰します。
21日(土)は「たのくら」例会(立川、10:00~12:00)。オペラ・シリーズ、今回はウェーバー《魔弾の射手》です。その日は午後埼玉県の「教会音楽講習会」で、「ルターのコラールに基づくバッハのカンタータ」という話をします。カンタータ第38番を中心にする予定です。
【追加】
29日(日)の14:00~16:30、すざかバッハの会例会があります。ワーグナー企画/《ワルキューレ》その1(全2回)です。基本偶数月なのですが、来月ドイツに行きますので、今月に繰り上がりました。どうぞよろしく。
忘れていました!! ― 2016年04月14日 06時58分06秒
3月31日にご案内した「4月のイベント」、重要なことを忘れていました。それは、早稲田エクステンションセンター中野校で行われる「至高のバッハ~《ロ短調ミサ曲》の世界」という、5回連続講座です。
昨日の夕方いただいた「明日よろしく」というメールでギャッと思い出しました(汗)。幸い、ダブルブッキングはありません!第1回は、今日、14日、15:00~17:00です。「ミサ曲の歴史と作品成立の経緯、〈キリエ〉について」というタイトルで行います。ガーディナー、ラーデマンの最新録音もご紹介します。以降、毎週木曜日の同じ時刻です。
やはり3月31日にご案内した16日(土)の湯河原町民大学のコンサート「なつかしい世界の歌、日本の歌」。女性の出演者が、秋葉京子さんから井坂惠さん(メゾソプラノ)に交代することになりました。当日券も出るようですので、近くの方、お出かけください。場所は湯河原観光会館大会議室、14:00からです。問い合わせ先は湯河原町社会教育課 0465-62-1125、当日は観光会館 0465-62-3761です。どうぞよろしく。
昨日の夕方いただいた「明日よろしく」というメールでギャッと思い出しました(汗)。幸い、ダブルブッキングはありません!第1回は、今日、14日、15:00~17:00です。「ミサ曲の歴史と作品成立の経緯、〈キリエ〉について」というタイトルで行います。ガーディナー、ラーデマンの最新録音もご紹介します。以降、毎週木曜日の同じ時刻です。
やはり3月31日にご案内した16日(土)の湯河原町民大学のコンサート「なつかしい世界の歌、日本の歌」。女性の出演者が、秋葉京子さんから井坂惠さん(メゾソプラノ)に交代することになりました。当日券も出るようですので、近くの方、お出かけください。場所は湯河原観光会館大会議室、14:00からです。問い合わせ先は湯河原町社会教育課 0465-62-1125、当日は観光会館 0465-62-3761です。どうぞよろしく。
4月のイベント(修正あり) ― 2016年03月31日 07時59分00秒
一ヶ月が速く過ぎ去るので、ご案内がいつも後手に回ってしまいます。
いきなりですが2日(土)15:30~17:30に、朝日カルチャー新宿校で、「美しい音楽とは」という講演をします。同校「美しさとは」シリーズの一環だそうです。具体例をもとに、一緒に考えていくというスタンスでやりたいと思います。ご興味のある方、お待ちしています。
朝日カルチャーの今月。新宿校の恒例水曜日は、6日と20日です。ワーグナー講座(10:00~12:00)が《パルジファル》の第3幕、バッハ・リレー演奏講座が《2声のインヴェンション》(6日)とカンタータ第4番(20日)です。
横浜校のモーツァルト講座は23日(土、13:00~15:00)。今季は交響曲を取り上げますが、《レクイエム》が終わっていないので、今月は《レクイエム》の後半を取り上げます。ご了承ください。
8日(金)はよみうり大手町ホールで「セレモア・チャリティーコンサート」の司会をしますが、これはすでに満席とか。9日(土)は東大和市のなかなか楽しいイベント「アンサンブル・フェア」の審査員。10日(土)は「楽しいクラシックの会」の例会です。たのくら・オペラ・シリーズの今月は、ウェーバーの《魔弾の射手》。会場(立川市錦町学習館)の都合で9:30~11:30になっていますのでお気をつけください(←自分に言っている)。〔←まだ《魔笛》が終わっていないぞという声あり。失礼しました。今月は《魔笛》の第3回、来月21日が《魔弾の射手》です。〕
聖心女子大の授業は11日から始まりますが、最後の授業になりますのでコアなテーマに帰り、「受難音楽の歴史」をやることにしました。
16日(土)には湯河原の町民大学で「なつかしい世界の歌、日本の歌」のコンサートをします。リートあり、オペラあり、歌謡曲ありの楽しみ企画。出演は秋葉京子、田中純、久元祐子の皆さんです。17日(日)は「すざかバッハの会」(14:00~16:30、須坂駅前シルキーホール)。もう少しでダブルブッキングになるところでした(汗)。ワーグナー・シリーズがいよいよ《リング》に入り、まずは《ラインの黄金》です。
「古楽の楽しみ」はアーノンクール追悼特集です。別途ご案内します。
いきなりですが2日(土)15:30~17:30に、朝日カルチャー新宿校で、「美しい音楽とは」という講演をします。同校「美しさとは」シリーズの一環だそうです。具体例をもとに、一緒に考えていくというスタンスでやりたいと思います。ご興味のある方、お待ちしています。
朝日カルチャーの今月。新宿校の恒例水曜日は、6日と20日です。ワーグナー講座(10:00~12:00)が《パルジファル》の第3幕、バッハ・リレー演奏講座が《2声のインヴェンション》(6日)とカンタータ第4番(20日)です。
横浜校のモーツァルト講座は23日(土、13:00~15:00)。今季は交響曲を取り上げますが、《レクイエム》が終わっていないので、今月は《レクイエム》の後半を取り上げます。ご了承ください。
8日(金)はよみうり大手町ホールで「セレモア・チャリティーコンサート」の司会をしますが、これはすでに満席とか。9日(土)は東大和市のなかなか楽しいイベント「アンサンブル・フェア」の審査員。10日(土)は「楽しいクラシックの会」の例会です。たのくら・オペラ・シリーズの今月は、ウェーバーの《魔弾の射手》。会場(立川市錦町学習館)の都合で9:30~11:30になっていますのでお気をつけください(←自分に言っている)。〔←まだ《魔笛》が終わっていないぞという声あり。失礼しました。今月は《魔笛》の第3回、来月21日が《魔弾の射手》です。〕
聖心女子大の授業は11日から始まりますが、最後の授業になりますのでコアなテーマに帰り、「受難音楽の歴史」をやることにしました。
16日(土)には湯河原の町民大学で「なつかしい世界の歌、日本の歌」のコンサートをします。リートあり、オペラあり、歌謡曲ありの楽しみ企画。出演は秋葉京子、田中純、久元祐子の皆さんです。17日(日)は「すざかバッハの会」(14:00~16:30、須坂駅前シルキーホール)。もう少しでダブルブッキングになるところでした(汗)。ワーグナー・シリーズがいよいよ《リング》に入り、まずは《ラインの黄金》です。
「古楽の楽しみ」はアーノンクール追悼特集です。別途ご案内します。
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