大補強&先見の明 ― 2008年10月12日 23時41分23秒
やはり、私を巨人ファンだと思っておられる方がいたのですね(コメント参照)。でも皆さん。おおぐまさんのような、気品を売りにされる方がアンチ巨人だという事実を、よ~く噛みしめてください。アンチ巨人の人間は性格に問題がある、という、絶えず言われていることが事実に反することが、これでわかるはずです。
「アンチ巨人」というのは、よく分析すると、「アンチ巨人ファン」というべきかもしれません。それは、巨人が連覇を重ね、日本中の野球ファンが巨人を応援していた頃に形成されたメンタリティです。ですから、今の若い方は、ぴんとこない可能性がありますね。
優勝直後に、産経新聞に「金で買った優勝」という記事が載りました。まさに、私が考えていた通りのことが書かれていました。ヤクルトからエースのグライシンガーを取り、これが最多勝。四番のラミレスを取り、これがチーム三冠王。そして、弱くなったヤクルトに連戦連勝。また横浜からは守護神のクルーンを取り、これが最多セーブ。そして、弱くなった横浜に連戦連勝。狙い通りですが、それでもぎりぎりの優勝だったわけですから、優勝はまさに、この大補強のおかげだったことになります。「金はいくらでも出す」と豪語しておられた会長さんのお顔が目に浮かびます。巨人ファンの方は、強い味方がいていいですね。
毎日新聞には、こうした補強(強奪?)が、オリンピックを見据えての計画的なものであったと書かれていました。なるほど、阪神や中日がオリンピックで深手を負ったことを考えると、先見の明があったわけですね。巨人ファンの方、会長さんと並んで、星野さんにも感謝してくださいね。
『戦力外通告』という、角川の新書を読みました。クビになった選手たちの再挑戦や職場替えの姿、それを支える家族たちを綴ったノンフィクションで、面白く、時として感動的でした。こういう人たちが土台を築いて、野球界があることがよくわかりました。
コメント
_ N市のN ― 2008年10月13日 21時45分10秒
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以前「人の心は金で買える」などと宣った方がおられましたが、読売の御大将と精神構造が似ているように思います。