免罪符2011年06月24日 23時56分47秒

暑いですね。エアコンを使うのも肩身が狭い中、皆さんご無事でしたか。私も、熱中症という言葉が他人ごととは思えないほど消耗しました。なにしろマスクをしているので(笑)。酸素不足から学生を一喝、というシーンが、やはりありました(汗)。

よくコメントを下さるたのもーさんは、館林の出身。おそらく熊谷39.8度の栄光を、切歯扼腕の思いでご覧になっていたことでしょう。それを超えたら40度ですけど・・・。

今日、大学院入試の説明会がありました。私は修士の音楽学と、後期博士課程の全体説明をする役回りです。今年度で退職しますから、それなのに説明するのは死に体なのに政策を語るようなもので、菅さんじゃあるまいし、と思いつつ会場に出かけました。そのネタを使い「居座るつもりはまったくありませんが」と話し始めることも決めていました。

直前の学生の指導を4分で済まし、急ぎ足で会場へ。マスクをしていると、息が切れます。集まっている先生方に挨拶を振りまきながら、着席。さて、ともらったプログラムを見ると、どこにも私の名前がないではありませんか。何度も、目を皿のようにして見ましたが、やっぱり、ない。どうやら今年の説明会は、来年度もおられる先生方で編成されていて、私の出番はないことがわかりました。

私は、きわめて満足して退席。暑い中を助かった、ということもありますが、必要のない会議に出席した、という満足感が大でした。必要のある重要な会議にうっかり欠席、という過去が重なっていましたので、これを免罪符としたいと思います。