英語の勉強法 ― 2012年04月23日 22時31分03秒
絶えざる目標である英語力のアップは、今後の人生の選択肢のひとつでもあります。そこで、『英語を学ぶのは40歳からがいい』という本を読んでみました(幻冬舎新書)。著者は菊間ひろみさんという方です。私の年齢が「40歳から」というくくりに入るとも思われませんが、どのような理由付けをしているかに興味がありました。
隅々まで納得の行く、いい本でした。40歳からがいいという理由は、本当に必要な勉強にモチベーションと豊かな人生経験をもって向かい合えるということで、確かにそうですね。
英語力を伸ばすのにもっとも大切なことは音読である、というのが著者の主張です。それは、「発音ができる音は聴き取れるようになる」という根拠から。繰り返し音読することが、もっとも大切なリスニング力を高める、と力説されています。漫然と聴き流すだけではダメ、というのは、まったく同感。でも音読って、案外、行われていないのではないでしょうか。
目から鱗に思ったのは、英語にもリエゾンがある、という指摘でした。What are you doingは、アメリカ人が発音すると「ワラユ・ドゥーイング」になる。単語の最後にあるt、k、dは発音しない。そういう学習者にとっての躓きの素が、系統立てて説明されています。終わりの方には、表現法の具体例がたくさん。mustとhave to、canとbe able toの間にはっきりした使い分けがあることを知ったのは初めてで、とても勉強になりました。
隅々まで納得の行く、いい本でした。40歳からがいいという理由は、本当に必要な勉強にモチベーションと豊かな人生経験をもって向かい合えるということで、確かにそうですね。
英語力を伸ばすのにもっとも大切なことは音読である、というのが著者の主張です。それは、「発音ができる音は聴き取れるようになる」という根拠から。繰り返し音読することが、もっとも大切なリスニング力を高める、と力説されています。漫然と聴き流すだけではダメ、というのは、まったく同感。でも音読って、案外、行われていないのではないでしょうか。
目から鱗に思ったのは、英語にもリエゾンがある、という指摘でした。What are you doingは、アメリカ人が発音すると「ワラユ・ドゥーイング」になる。単語の最後にあるt、k、dは発音しない。そういう学習者にとっての躓きの素が、系統立てて説明されています。終わりの方には、表現法の具体例がたくさん。mustとhave to、canとbe able toの間にはっきりした使い分けがあることを知ったのは初めてで、とても勉強になりました。
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