バリアを越える2012年04月29日 07時43分55秒

27日(木)、退職後初めて旧職場を訪れました(厳密に言えば、4月2日の教員懇親会後、初めて)。図書館で調べ物をするのが目的です。

訪問に、少しですが、心理的バリアがありました。松本清張の小説が、ずっと心にあったからです。それは定年になったサラリーマンの心境を描くもので(タイトルが思い出せません)、やめた人間が行き場もないまま元の職場を訪れ、歓迎されるようで嫌がられるシーンがクライマックスをなしていました。わびしさの秀逸な短編でした。

ですからなるべく目立たないように、と思っていたのですが、結局いろいろな方と出会い、親切にしていただきました。図書館でも、新しい利用証を作成。あらためて使ってみると、この図書館のすばらしさがわかります。これからは、気軽に出かけることができそうです。

ゴールデンウィークのメリハリはなくなりましたが、まだ上手に時間を使えません。5月になったら、いい時間サイクルを作りたいと思います。