今月のCD ― 2013年09月23日 11時41分40秒
今月は、いいものがたくさんありました。とくにヴァイオリン。その中で私が選んだのは、イザベル・ファウストです。バッハの無伴奏第2集(ソナタの1と2、パルティータの1)とドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲、ピアノ・トリオ第3番(仏ハルモニアムンディ)の2枚。どちらにするか迷った末、ドヴォルザークを選びました。
ファウストの音楽は、とにかくシンプルで、汚れがない。音楽の本質にまっすぐ入りこんで、気迫があり、端正です。チェロのケラスに通じるものがあるなあと思ったら、ドヴォルザークのトリオではケラスが共演していて(ピアノはメルニコフ)、これがやはり、合うのですね。すっきりとした、気高い音楽になっています。
もうひとつここで付け加えておきたいのは、ブルーノ・ワルターのフランス国立放送管弦楽団ライヴ・シリーズ。1955、56年ですから、80歳になろうとする頃ですね。その年齢とはとても信じられないほどほとばしるものがあり、オーケストラが感動して演奏していることがよくわかります。モーツァルト、マーラーもいいですが、ワーグナーの《ジークフリート牧歌》とブラームスの第2交響曲を、心が燃え立つ思いで聴きました。拍手が唐突なので、できればカットして欲しかったです。
ファウストの音楽は、とにかくシンプルで、汚れがない。音楽の本質にまっすぐ入りこんで、気迫があり、端正です。チェロのケラスに通じるものがあるなあと思ったら、ドヴォルザークのトリオではケラスが共演していて(ピアノはメルニコフ)、これがやはり、合うのですね。すっきりとした、気高い音楽になっています。
もうひとつここで付け加えておきたいのは、ブルーノ・ワルターのフランス国立放送管弦楽団ライヴ・シリーズ。1955、56年ですから、80歳になろうとする頃ですね。その年齢とはとても信じられないほどほとばしるものがあり、オーケストラが感動して演奏していることがよくわかります。モーツァルト、マーラーもいいですが、ワーグナーの《ジークフリート牧歌》とブラームスの第2交響曲を、心が燃え立つ思いで聴きました。拍手が唐突なので、できればカットして欲しかったです。
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