勝ち負け2015年03月28日 10時41分28秒

勝負事が好きな性格は昔からですが、将棋も、勝ち負けにこだわって見ています。最終第7戦までもつれ込んだ王将戦では、郷田真隆九段の強さに感嘆。棋王戦で羽生さんを3連勝で退けたキレキレの渡辺王将を、がっぷり四つで寄り切ってしまったのですから。長考で強靱な構想をまとめ、それを貫いていくという、意志的な将棋と拝見しています。

イケメンと呼ばれる郷田さんですが、口べたというか、ずいぶん控え目な方のようですね。44歳での王将は初めてと言われてびっくり。最近では、40代の男性が子供のように見えますので(笑)。

勝ち負けと言えば、大塚家具の「骨肉の争い」も、社長様の抜きんでたイメージに惹かれて、ずっと見てしまいました(笑)。それあればこその、あれだけ大量の報道でしょう。テレビのコメンテーターなど、ぴったりではないでしょうか。教訓として、かねてから思っていたことを再確認しました。それは、一方的な批判は応援を増やすよりは減らすものであり、その傾向は感情的なものになればなるほど加速する、というものです。

そして、プロ野球!私はCSで全試合が観られる体制を採っていますが、1チーム命というわけではないので、チャンネルを回すのが忙しい。でもそれだと、試合をじっくり楽しめませんね。昨日の勝敗には納得していませんが、まあ、これからです。

今月の空き時間は、モーツァルトのピアノ協奏曲の研究に注いでいました。日曜日の講演が、ピアニストの方々相手であるためです。モーツァルトと言えば、ヴォルフ先生のモーツァルト本の翻訳を宣言していますよね。共訳をお願いした越懸澤麻衣さんのがんばりで、早くも日本語が上がってきています。なにぶんの名著なので、早く皆様にお届けできるよう、時間を見つけて取り組みます。

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