私のクールビス作戦(1)2015年08月16日 18時43分07秒

ちょっと気恥ずかしいタイトルなので、別の話題から。

今月の「古楽の楽しみ」は明日17日から始まりますが、バッハのモテットの、再放送です。ニュースで中断されたりしましたので、優先的に出していただくことにしました。ちなみに、9月はテレマンの《ターフェルムジーク》特集で、すでに録音済み。今は10月のバッハ特集を用意しています。《ケーテン侯のための葬送音楽》全4部を1つずつ聴き、そこにオルガン曲を絡めていこうという趣向です。どうぞよろしく。

さて、15日(土)朝「たのくら」に出向いたところ、7月に比べて私がはるかに元気だ、という反応が!自覚していませんでしたが、7月には不調がそれとわかる状態であったようです。逆に8月は、これも自覚していませんでしたが、それなりに元気なようです。がんばります。

その枕にした話が、クールビズの話題。われながら抵抗がありあまりお話ししたくはないのですが、皆さんがきわめて興味深そうな反応をなさるので、ここでも取り上げることにしました。あ-、恥ずかし。

好みでいいますと、私はなるべくきちんと装いたい、というタチです。生来のものだと思いますが、教育も無関係ではない。なぜなら、美学の研究室にいたときにネクタイを着用せよという教授の厳命があり、キャンパスでも美学の学生だけがネクタイに背広で蝟集する、という光景が普通だったからです(もう半世紀も前のことです)。私は苦になりませんでしたが、友人たちもそうであったかどうかはわかりません。私はネクタイ好きという定評があるようで、あるとき学生たちの出題したクイズ(パーティのおり)に、「先生はネクタイを何本持っているか」というのがありました。ものすごく、持っていると思います。

しかるに、クールビズの効用が説かれる時代がやって来ました。猛暑、熱帯夜、熱中症などいろいろな状況が生まれると同時に、仕事場の温度が、どこでも目に見えて高くなってきました。(続く)