私のクールビズ作戦(2)2015年08月18日 14時45分41秒

私の関係させていただいている大学や職場でも、クールビズを積極的に推進しているところがいくつかあり、職場の景観にも、大きな変化が出てきました。私はといえば、長年の原則をなかなか逸脱する勇気がなかった、というのが正直なところです。ちゃんとしていないと悪いことをしているような気がする、と申し上げて、共感してくださる方は、どのぐらいおられるでしょうか。

さて、今年。早くからすごく暑くなり、身体が対応できない一方で、今さら身支度に固執することもないだろう、という気持ちが生まれてきました。そこでネクタイなし、30度を超えた「真夏日」には上着もなし、というガイドラインを決断し、おそるおそる始めてみました。たしかに、より快適ではあります。

その後。ある真夏日に都内で、一流の方の集まる会議がありました。私は原則に従って半袖、上着なしで出かけたのですが、他の方々の装いを見て仰天。私以外の方がすべて、上着をお召しだったのです。こういうときのバツの悪さは、なかなかたとえるものがない。逃げだしてしまいたくなります。

日曜日の「たのくら」には上着を着ていき(私だけ)、この話を披露したところ、皆さん爆笑。しかし、帰り際、ある女性がおっしゃったことが、ぐさりと刺さってきました。その方は、先生はやはりネクタイをしていないとさまにならない、とおっしゃったのです。そうかもしれないという気も強くしますので、原則がぐらついています(笑)。