奥の深いものが好き2015年12月26日 09時31分16秒

先日ある団体の忘年会に顔を出したところ、すてきな女性が私に、「先生は『マイト・アンド・マジック』をやっておられるのですか」と尋ねました。一瞬虚を突かれて言葉が出ませんでしたが、別に悪いことをしているわけではないと思い直し、やっています、じつに面白い!と答えました。

長いこと取り上げなかった、ゲームの話題。少しずつはやっていたのです。私の洋モノRPG熱を吹きこんだ「マイト・アンド・マジック」のシリーズにいま「レジェンド」という第10巻が出ているのですが、これがじつにすばらしい。パーティ編成を変え、作戦を変えて、何度も出発しています。

運動神経が鈍く年齢も来ている私は、リアルタイムのような忙しいのは苦手。ターン制にじっくり取り組みたい、というタチです。それにしてもこのゲームは、奥が深い。かなりやりこみ、マップとイベントの全貌がつかめてこないと、本当の意味での作戦が立てられません。そこにあるいろいろな可能性の選択が、悩ましく、また楽しいのですね。作る人たちもすごいなあ、と思います。

昔は麻雀が「亡国の遊戯」と言われました。今はむしろゲームでしょう。麻雀は4人必要ですが、ゲームは一人で、好きなときにできる。いい時代になりましたねえ(ちょっと、ひっかかりますが)。