今月のイベント2016年01月05日 22時43分08秒

定例のご案内です。

第1、第3水曜日の朝日カルチャーセンター新宿校。ワーグナー講座(10:00~12:00)はいよいよ《パルジファル》に入ります。6日は、総論と前奏曲の分析で、第1幕の鑑賞に少しは入れれば、というところです。20日に、第1幕を進めます。バッハのリレー演奏講座(13:00~15:00)は、6日がバッハのモテット《主に向かって新しい歌をうたえ》、20日がパルティータ第2番ハ短調です。

11日からの「古楽の楽しみ」はバッハのカンタータ。これは別途ご紹介しましょう。16日(修正、土)に、いずみホールでバッハ・オルガン作品全曲演奏会の第8回。ヴォルフガング・リュプザム氏の登場です。「美しきかな、コラール」と題し、《シュープラー・コラール集》など、コラールに重点を置いたプログラムになっています。こちらをどうぞ。http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=931

いずみホールのモーツァルト特集は、いよいよ三大交響曲。《29日(金)、指揮はガエタノ・デスピノーサ、オーケストラは日本センチュリー交響楽団です。http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=1029

23日(土)の朝日カルチャーセンター横浜校モーツァルト講座(13:00~15:00)は、《魔笛》の第3回。第2幕フィナーレについて解説し、鑑賞します。デイヴィス指揮、コヴェントガーデンのすばらしい演奏がメインとなります。〔付記:同講座はイレギュラーですが30日にもあります。テーマは「クラリネット協奏曲と最後のフリーメーソン音楽」です。)〕

24日(日)は楽しいクラシックの会(立川錦町学習館)。オペラ・シリーズに入っていますが、今度は、先日「古楽の楽しみ」で展開したグルックになります。《オルフェオとエウリディーチェ》のウィーン版とパリ版を比較して取り上げるというのが、目下の計画です。いつもより30分早く、9:30~11:30となります。

27日(水)と30日(土)に、朝日カルチャーセンター新宿校のレクチャーコンサートがあります。「名テノールの歌うベルカントの真髄」が延期された結果、ここに集まってしまいました。27日については既報の通りですが(19:00~20:30、https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/ca620344-3b17-c36d-e639-55c2f15e4289)、30日(土)は、友人の作曲家・ピアニスト、加藤昌則さんとのコラボです。題して「名曲は即興から生まれる?」(16:00~17:30)。https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/f11a0475-004a-29ac-b532-56388d57e222。加藤さんお得意の即興演奏、バッハの解剖、サキソフォン奏者を招いてのオリジナル作品演奏など、盛りだくさんです。客席との交流もありますので、ふるってお出かけください。

『モーツァルト 最後の四年』ウェブサイト日本語版はこちらです。http://composed.webcrow.jp/(しばらくご案内させてください)