ドイツ2016淡々(12)~その顛末2016年06月29日 22時11分42秒

安定感のある旅程を淡々とこなすに至った、私の旅。今日(24日、金)は15時に帰国便に乗りますが、まだ油断はできません。ライプツィヒ空港から相当離れたところにいますので、列車が遅れても間に合うよう、時間の余裕を持たなくてはならないからです。

早く起き、ヴォルフェンビュッテルを散歩。町並みも美しいが、その公園もまた美しく、すぐに足を伸ばせます。森、池、鴨の景観をどうぞ。また来たいです。




私は今回、とくに慎重な旅を心がけました。いつも、3つのものを持っているかどうか、確認していた。1にパスポート、2に財布、3にホテルの鍵です。清算を無事済ませ、ICで移動中ふと気がついたのは、そういえばコインロッカーの鍵、トランクの鍵はどこにあったかな、ということ。トランクの鍵はポケットに発見しましたが、コインロッカーの鍵が見つかりません。

記憶を呼び起こしてみると、鍵ではなく、紙片だったようです。その確認を、一度もしていませんでした。あっと思ったのは、荷造りした時に、取っておくものと必要ないものを分け、入場券の類を捨てたことです。その中にあったらたいへん。あわてて荷物の中を探しました。

なかなか見つかりませんでしたが、領収書群の中から発見。これにはほっとしましたね。列車ははたして1時間遅れましたが、余裕で到着。コインロッカーから荷物を引き出した達成感は、絶大でした。ただ、ライプツィヒからフランクフルト行きの飛行機も、45分遅れた。乗り継ぎ時間が短かっただけに、これには時計とにらめっこで心配しました。

フランクフルト空港のラウンジで最後の白ビールを飲み、リラックスして、帰国便に乗車しました。いい旅行だったなあ、という思いを噛みしめつつ。

「待ったあ、そんな旅行じゃ、全然面白くないじゃないの!!」・・・当然出ますよね、その声が。でもどうやら私、学習の果てに、安定感のある旅行を淡々とこなす人間になったようなのです。今までだったら、あいつと旅行にいったらどこに連れて行かれるかわからないよ、と言われても仕方ありませんでした。でもそういう方々とこそ、次回は一緒にご旅行したいと思います。安定感をもって、淡々とご案内いたしますから。