木曽川を越えて ― 2008年12月13日 23時13分45秒
好天の旅。名古屋から近鉄に乗り換え、木曽川を越えて白子へ。木曽川はほとんど河口に近いそうで、新幹線から見るよりはるかに大きく、いくら渡っても終わらない。続く長良川も、揖斐川を吸収して大河になっています。増水したら、こわいに違いありません。私、川が好きなので、見てみたい気もします。
白子でお迎えくださった車に乗り、鈴鹿短大へ。ここで、短大と市の主宰するセミナーが行われているのです。今日は「バッハの宗教性を考える」というテーマで、カンタータ第199番などを例に取りながら、話をしました。最近の持論である「バッハのやわらかな信仰」(固い信仰の反義語として)をめぐるもので、時間もほどよく収まり、自分としては会心の出来でした。お世話いただいた方々、受講してくださった方々、ありがとうございました。
終了後、見覚えのあるすてきな方が来たと思ったら、10年ほど前に卒論を指導したM.K.さん。今はこちらで家庭をもち、お子さんもいらっしゃるとか。こういう再会のあるのが、出張講演のいいところですね。帰路には、三重牛を賞味しました。
予定を消化するごとに、残り日数が減っていきます。まだ急ぎの仕事が多く、予断を許しません。
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