コンサート始め/仕事始め ― 2011年01月07日 23時10分28秒
昨日は、近江楽堂で、今年の初コンサート。クリスティーネ・ショルンスハイムさんが《平均律第1巻》を演奏されました。ショルンスハイムさん、芸大に来ておられたのですね。ご本人からメールをいただいて知りました。音型を生き生きと立ち上がらせた確実な演奏で、集まった若い人達も、学ぶところが多かったと思います。《平均律》の全曲を一晩でというのはちょっと重いな、と思うのですが、最後の〈ロ短調〉にたどり着いたときに、得も言われぬ到達感があります。あの美しいプレリュードが丹念に装飾されて演奏され、聴き惚れました。
今日は、NHKで仕事始め。1月31日から始まるプロイセン宮廷音楽特集の前半を収録しました。月曜日がフリードリヒ大王、クヴァンツ、エマヌエル・バッハのフルート音楽、火曜日がバッハの《音楽の捧げもの》、水曜日はバッハの結婚カンタータBWV210とホ長調のフルート・ソナタで組んだのですが、並べるとやはり、バッハは時代を超えていると痛感。《捧げもの》は、究極の作品だと感じます。演奏は、コープマンの新録音を使いました。とても円熟したいい演奏で、お薦めです。210番の結婚カンタータも、もっともっと聴かれて欲しいですね。弟子の小島芙美子さんが、いま論文を書いています。これはシェーファーのCDを使いました。
今日は、NHKで仕事始め。1月31日から始まるプロイセン宮廷音楽特集の前半を収録しました。月曜日がフリードリヒ大王、クヴァンツ、エマヌエル・バッハのフルート音楽、火曜日がバッハの《音楽の捧げもの》、水曜日はバッハの結婚カンタータBWV210とホ長調のフルート・ソナタで組んだのですが、並べるとやはり、バッハは時代を超えていると痛感。《捧げもの》は、究極の作品だと感じます。演奏は、コープマンの新録音を使いました。とても円熟したいい演奏で、お薦めです。210番の結婚カンタータも、もっともっと聴かれて欲しいですね。弟子の小島芙美子さんが、いま論文を書いています。これはシェーファーのCDを使いました。
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