須坂の舞台 ― 2011年01月14日 23時39分22秒
お待たせしました。昨年12月26日に須坂メセナホールで上演したモンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》の写真をいくつか、ご覧に入れます。ゲネプロのスナップから、苦労して拾い出しました。楽器の方々、なくて申し訳ありません。
プロローグ。金満の〈幸運の神〉(川辺茜)が、斜陽の〈美徳の神〉(山崎法子)を嘲る。
第1幕。帰還したオットーネ(湯川亜也子)がポッペアへの慕情を歌う。名場面の1つ。
皇帝ネローネ(内之倉勝哉)に取り入るポッペア(阿部雅子)。第1の二重唱。
第2の二重唱。巧みな色仕掛けに、皇帝はなすすべなし。
ドゥルジッラ(安田祥子)の純愛に慰められるオットーネ。
第2幕。従容として自殺に赴く哲学者セネカ(狩野賢一)。
小姓(川辺茜)と侍女(山崎法子)の恋遊び。私のまったく指示していない、きわどい演技を披露。
セネカの死を喜んだネローネは、ルカーノ(小堀勇介)とともにポッペア賛美の詩を競作する。華麗なテノールの二重唱。
眠るポッペアを守護する〈愛の神〉(髙橋幸恵)。ドラマを動かす陰の主役。
第3幕。流刑を前にローマに別れを告げる皇妃オッターヴィア(髙橋織子)。絶唱でした。
ヴェーネレ(大峡喜久代)が天上から下り、戴冠したポッペアに「地上の女神」の称号を授ける。
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