こんなはずでは・・・2012年01月03日 22時52分59秒

皆様、三が日はどう過ごされましたか。私は、昨年12月にがんばって山を登り切ったお陰で、何年ぶりかのゆっくりしたお正月を迎えました。気持ちがゆったりすれば、日本のお正月もいいものですね!

と書きたかったのですが、現実はそうなりませんでした。すごい緊張感で大晦日からこの三が日仕事をしていたのは、ここ何年間か、記憶のないほどです。

なぜというに、8人の先生方と共同して行った「バッハとその時代」の授業内容を、本にしようというプロジェクトが実現したからなのです。他の先生方の原稿は12月半ばにきれいに揃ったのですが、私は一文字も書かないうちに、年末を迎えてしまいました。しかも14回のうち5回を私が担当したので、書かなければいけない原稿が、400字で125枚もあるのです。1月の8日が絶対のタイムリミット、ということで、必死の3が日となったのでした。メドはつきましたが、まだできていません。ほかにもいろいろ仕事がありますので、当分、この調子が続きそうです。

年賀状を、たくさんいただいています。でもこうした状況なので、今年は年賀状を失礼することにしました。お読みの方で、送ったよ、という方、申し訳ありません。その代わり、退職の通知をしかるべきタイミングで、賀状をくださったすべての方にお出ししようと思います。その頃には、すっかり余裕のある日々になっていると思うからです。ちなみに書いている原稿は、「バッハの生涯/バッハ研究の問題点」「バッハと音楽、バッハと神」「バッハと流行」「バッハの音楽頭脳」「《ロ短調ミサ曲》~宗派の対立を超えて~」の5本です。