楽しいお酒2013年07月25日 12時01分47秒

24日(水)は、難渋していたモンテヴェルディの翻訳をやっと終え(コンサートに出すには翻訳の苦労を体験する必要があると改めて痛感)、芸大《ヨハネ受難曲》ゼミの飲み会へ出かけました。

既報の通り、このゼミにおける学生の真剣な勉強ぶりと発表のレベルはすばらしく、ありがたい相互信頼が出来上がっています。それだけに楽しく有益な飲み会となり、後期に向けて、いい準備ができました。

飲み会の成功に不可欠なのは、お店の良さです。この日訪れたのは、上野駅入谷口の近くにあるサンルート・ホテル1階のイタリアン、「ラ・ココリコ」。いつも学会の委員会のあとに寄っていたところです。リーズナブルな価格の良心的なお店で、若いグループには最適。この値段でよくこれだけのワインが出てくるなあと、感心しました。

私が酒好きだから余計そう思うのでしょうが、食事会、飲み会の効用は絶大。とくに、手作りのコンサートをする場合に壮行会をやっておくと、士気向上に役立ちます。それを予算化するわけにはいかないので、最近は交際費と割り切っています。帰りの時間を気にしながらの打ち上げより、有意義だと感じます。

蛇足ですが、ご一緒した方々の評判がいちばんいいのは、やはり渋谷の「ラ・ゴローザ」です。諸般の事情から今月は行かれなかったのですが、群を抜いているのがお店の静けさ=話のしやすさ。にぎやかなお店がお好きな方もおられるでしょうが、大きな声で話さないとなかなか、という環境と、何人いても1つの話ができる環境の差は大きいです。