燃焼の一日2014年08月04日 01時06分07秒

8月1日のモンテヴェルディ・コンサートへのご支援、ありがとうございました。どっと疲れが出て、2日の土曜日はなにもできず、ご報告もすっかり遅くなりました。

1日は、「手違いでホールに入れず足止めを食う」、「いつもは簡単にできる昼食が長蛇の列で食べはぐれる」といった、私好みのスタート。ツキの理論に照らして私がそれを喜び、本番への確信を深めたことはいうまでもありません。打ち上げのお店にも足を運んで打ち合わせを済ませ、いよいよ本番となりました。

トークは前半2、後半2の計4箇所。原稿を準備していましたので大きな過失もなく、モンテヴェルディの作品としっかり向き合い、集中して聴くことができました。演奏の評価は、私から申し上げるべきことではありません。しかし加納/櫻田の傑出した2枚看板のおかげ、脇を固めるiBACHメンバーの高い士気のおかげ、すべての練習に付き合ってくれた器楽の方々と渡邊順生さんのおかげで、モンテヴェルディとの取り組みがわれわれとして新しい段階に達したことは、確かではないかと思います。

というわけで、涙を拭きながら幸福感にひたることのできた2時間でした。打ち上げは、赤坂のパーティスペースで。その後は赤坂見附のワインバーに場所を移し、演奏の方々と、解放感を共有させていただきました。これが楽しいんですよね。何本もワインを飲んで深夜にタクシー帰りでは、翌日、何もできないのも当然です。

カーテンコールの写真です。前列右から、阿部雅子、加納悦子、渡邊有希子、川辺茜、高橋幸恵、大野彰展、櫻田亮、小藤洋平、小笠原美敬、渡邊順生の皆さんと、私。後列から姿の見えるのは、チェロのエマニュエル・ジラールさんと、ハープ/オルガンの西山まりえさんです。小さくて見えないですね。また写真が集まったら公開します。皆さん、ありがとう。




コメント

_ (未記入) ― 2014年08月04日 05時12分53秒

礒山先生 有意義な企画に参加させていただき、ありがとうございました。また、集中して聴いてくださったご来場の皆様にも御礼申し上げたく、勝手にこのブログに書き込ませていただきました(失礼)。モーツァルトもワーグナーも バッハも素晴らしく、同時に、挑むには高い山々ですが、モンテヴェルディもその 連脈に属しますね。またチャレンジしたいです。加納悦子

_ I招聘教授 ― 2014年08月04日 11時06分05秒

加納さん、圧巻の歌唱、またすみずみまでテキストの読み込まれた演技、ありがとうございました。仲間たちがどれほど多くを学んだか、計り知れないほどです。ぜひまた、ご一緒させてください。

_ ダヴィデヒデ ― 2014年08月04日 22時40分57秒

本当に素晴らしい時間を過させて頂きました!
実はあのホールでどんな臨場感を持ってオペラを聴けるものだろうかとその辺はかなり???で出掛けたのですが、近場で見るダイジェスト版は、個人的にこの時代のオペラの構成力(時間の流れ方の違いがそうさせると思うのですが)にのみ疑問を持っている自分としては非常に楽しい時間と成りました。今後の演奏にも更に期待を膨らませつつ帰宅しました。 
それにしても二枚看板の見事な熱唱、美声、歌唱力は勿論の事なのですが、若い歌い手さん達が素晴らしい育てられ方をしている事に本当に感動いたしました。我々が小林道夫先生からそういう機会を与えられたように、i教授、順生先生らとの共演共作による環境を与えられることで今後益々声・技・知の揃った歌い手達が排出されることを期待しております! 心からお祝い申し上げます!

_ 出演者 ― 2014年08月05日 16時47分56秒

礒山先生、この度はすばらしいコンサートを企画して頂きありがとうございました。お疲れはもうとれたでしょうか。

まだまだ演奏経験の少ない私にとりまして、加納先生・櫻田さん・小笠原さんという素晴らしい先輩たち、そして順生先生をはじめとする素晴らしい器楽の方たちとご一緒させていただいた時間は、まさに贅沢の極みでした。

ダヴィデヒデさんの仰るとおり、「i教授、順生先生らとの共演共作による環境」を与えていただけることは、何よりの財産です。

またこうしたコンサートに参加することができるよう、これからも精進して参ります。

心からの感謝を込めて。

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