悩んでしまうと ― 2008年02月09日 22時41分08秒
政治をテーマとする討論番組を、わりによく見ます。こうした番組の中でもっとも頻繁に、もっとも力をこめて使われる言葉のひとつが、「きちっと」。福島瑞穂さんなどは顕著に使われ、一度統計をとってみたい、と思うほどです。
でも、何かひっかかる。最初はイデオロギーの問題かと思っていましたが、そうではないようです。気がついてみると、私は生まれてこのかた、「きちっと」という言葉を、一度も使ったことがないのです。
私は、そう、「きちんと」と言います。福田首相も、「きちんと」。でも政治家は、「きちっと」派が多いですね。皆さんはいかがでしょう。
この問題に悩むようになって、ある会議でびっくり。発言される方が何度も、「きっちり」とおっしゃるではありませんか。う~ん、それもあったか。「きっちり」は、上記の2つでは、「きちっと」に近いように思えます。
「きちんと」と「きちっと」。ニュアンスは、かなり違いますよね。「きちっと」の方が強く、攻撃的な感じがする。私が知りたいのは、これを使い分ける方がいらっしゃるかどうかです。どんな風に使い分けるものか、コメントで教えていただけると幸いです。悩んでしまうと、穏便には済ませないのです。
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