ルルちゃん闘病記2008年06月05日 21時24分51秒

私が国立に住むようになってから、家にはいつも犬がいました。最初が柴犬のメス。次がシェットランド・シープドッグのメス。次がヨークシャー・テリアのメス。次がポメラニアンのメスです。ポメラニアンのルルちゃんは、ブログの初期に紹介した子です。

このルルちゃんが、てんかん持ち。ときどき発作を起こします。調べてみると、脳に疾患があり、肝機能もひじょうに悪い。客観的に見て、不良品を買わされたんじゃないかと思います。お手もお座りもできないのですが、顔はとてもかわいく、皆でかわいがっていました。

ところが最近、発作が頻発するようになった。その都度タクシーに乗せて動物病院に駆け込むのですが、お金が結構かかり、合計すると天文学的数字になってきました。セカンド・オピニョンも必要、ということで違う病院に行ってみると、体が小さいのだからそんな強い薬を打ってはだめだ、発作は治っても体がダメになってしまう、と言われ、考え込む。動物医療は、人間ほど神経を使わない世界なのでしょうね。

看病を見かねた先生が、このままではたいへんだから自分にくれないか、と言ってくれました。症例として研究し、新薬も試してみたい、とおっしゃるのです。寝てばかりで、いつ死んでもおかしくないような状況でしたから、先生のお言葉に甘えることにしました。まだ存命中、年齢は5歳です。

さてそうなると、犬なしでは1日も暮らせないわが家のこと。子供たちがショップめぐりを始め、絶対これ、というのを見つけてきました。それが写真のリクちゃん(変な名前ですね)。当家初のオス犬です。反応がよく元気いっぱいで、家の中が急ににぎやかになりました。