洞察力を讃える ― 2008年07月15日 23時11分18秒
巨人ファンの方から、最近野球の話題がない、というクレームをいただきました。そこで書くことにしたわけですが、今日書くのが適切かどうかわかりません(中日勝ち)。でも昼間から書くことに決めていましたので、書かせていただきます。
巨人軍、好調ですね。密かに慶賀の気持ちをもって、拝見していました。なぜなら、最近の連勝は、洞察力のたまものだと思うからです。すべては、補強の成功。その補強は、すぐれた洞察力、そして、並外れた経済力に裏付けられています。
これだけのすぐれた補強は、めったにお目にかかりません。グライシンガーが、先発で抑える。ラミレスが打ちまくる。クルーンが出てくると、相手チームはお手上げ。この3人を他チームから取ってくるという思い切った構想、それが成功するという読み(洞察力)、それを実現させる多大の金銭。本当にたいしたものです。
他の選手も活躍しているよ、とおっしゃるあなた。本当にそうでしょうか。BSなどでだいたい試合を見ていますが、ラミレスが逆転打を打ち、クルーンで逃げ切るという試合が、最近も、いくつかあったと思います。この2人、プラス、グライシンガーで勝っているわけです。せっかく原監督がおられるのに、采配を振るう余地がないようで、残念なことです。
昔、巨人が全盛期の頃、外国人を主軸にした横浜(当時大洋)に負けることがありました。そのとき、ファンだった友人は、「外国人の力で勝とうとするのは許せない」と言っていたものです。時代は変わり、ファンの方々の気持ちも、狭い国粋主義から解放されました。皆さん、補強の成功を喜び、「金はいくらでも出す」という親会社の度量をたたえておられるに違いありません。さて、いつまで続くか。
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