神様は強い? ― 2008年12月20日 23時06分08秒
柴さん、守谷藩さん、書き込みありがとうございます。BWV213のCD、楽しみになさってください。
今日は「たのくら」こと「楽しいクラシックの会」の今年最後の例会と、忘年会でした。これで、22年。本当によく続きますね。継続は力なり、とはよく言ったものです。私も本当にリラックスして楽しくできるのが、この会です。
今日は、バッハのカンタータ第147番(と《マニフィカト》)をとりあげたのですが、鑑賞にあたり、聖書の当該部分を、岩波訳で朗読しました。そうしたら、次のようなところがありました。
「飢える者たちを良きもので満たし、富んだ者らを空手で追い払われました」。「空手」には「からて」とルビが振ってあります。オッ、神様は空手もやるのか、と思ったあなた。力道山じゃあるまいし、心を入れ替えてください。じつは私もそう読んでしまい、おかしくて立ち往生しました。
〔付記〕《マニフィカト》の最後で、冒頭の楽想が戻ってきますね。あそこが総毛立つほど感動的だと、『バロック音楽名曲鑑賞事典』に書きました。そこが「初めにあったように」という歌詞に対応していることに、今日やっと気づきました。
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