進まない整理 ― 2009年01月03日 23時38分57秒
多くの方々がそうでしょうが、部屋の片付けが、悩みの種です。お正月はもちろん、整理のチャンス。そこで抜本的に片付けようと思い、始めてみました。
本、楽譜、CD/LD/DVDの置き場は、中心が、私の部屋。一部が玄関や寝室にも進出しており、副次的なものは、階下の物置に入れてあります。私の部屋に置かれるものが着々と増え、混乱が刻々と増し、ついに整理に立つ、というサイクルを、ずっと繰り返しているわけです。
整理の絶対的な目的は、自分の部屋に置いてあるものを減らし、効率的な活用を図ることにある。ひんぱんに使うものもありますが、長期間一度も使われていない本や楽譜もたくさんあります。そうしたものは空間を占拠して運用の邪魔をしているわけですから、取り除かなくてはならない。そこを思い切って断行するのが、整理のコツです。
と、頭ではわかるのですが、やってみるとむずかしい。使っていない洋書や研究書を追放せんとして手にとってみると、使われていないのは本が悪いのではなく、私が不勉強で使ってあげていないだけだ、ということがわかるのです。何かの折りに眼を通すべき本がたくさんあり、そうした本は、そばに置いておかなくてはならない。この一点でまず、立ち往生(←好きな言葉)が起こります。
もうひとつ思うのは、読んで面白い本と、取っておくべき本、参照するためにそばに置いておくべき本は違うなあ、ということです。軽い娯楽的な本は、たとえむさぼるように読んでも捨ててしまいます。しかし、通読するほど面白くはなくとも、信頼のおける情報がたくさん入っている本は、手放せない。長い目で見れば、こうした本を書かなくてはいけないのだと思います。
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