TA感謝 ― 2009年04月24日 22時19分35秒
後ろ向きのコメントを続けてしまいましたが、今日は授業と指導をハイテンションでこなし、充実感一杯です。人間、やはり向き不向きがありますね。
昨年の《フィガロの結婚》の授業ではTA(ティーチング・アシスタント、授業補助してくれる大学院生)の3人にたいへん助けてもらいましたが、今年度も、午前中の「(ドイツ)歌曲作品研究」に3人、午後の西洋音楽研究(音楽学専攻の演習)に2人のTAが入ってくれることになりました。授業がこれで、本当に盛り上がるのです。たとえば、戸澤史子さん(博)、浅田直樹君(修)という2人の弟子が参加してくれたことで、専攻のディスカッションがとても充実しました。私と学生(1、2年)の距離を埋めてくれるからだと思います。
歌曲のTAは声楽専攻ですから、模範演奏をしてくれます。しかもみな「くにたちiBACHコレギウム」のメンバーなので、実質初日の今日は、準備中の《マタイ受難曲》から、3つのアリアを披露してもらうことができました。みな意気込みをもって準備してくれているので楽しみです。
TAのひとり、高橋幸恵さん(メゾソプラノ)のバッハは今日初めて聴きましたが、すばらしさに感嘆しました。音感、リズム感が卓越していてセンスがよく、細かいところまで配慮が行き届いていて、品格があるのです。将来、いいバッハを歌ってくれると思うので、皆様、応援よろしく。
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